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5月1日、第87回メーデー三八地区集会が八戸市長者まつりんぐ広場で開催され、労働者や市民など202人が参加しました。 中道実行委員長は主催者あいさつで、熊本・大分の地震に触れて救援募金を呼びかけるとともに、この断層帯の近くには四国・伊方原発や稼働中の川内原発がある、原発再稼働をやめさせ、原発ゼロを実現したいと述べました。そして、アベノミクスの破綻と戦争する国づくりをすすめる安倍政権を糾弾、参院選で勝利し、立憲主義、民主主義,平和主義を取り戻そうと呼びかけました。
来賓として出席した参院選青森選挙区野党統一候補の田名部匡代さんは、野党統一候補としての指名を受けたことへの感謝を表明、平和な社会・未来を残したいとの思いを共有し、結果を残すためにがんばりたいと述べました。生保世帯の増加や子どもの貧困、4割にも達する非正規雇用労働者のことにつ
いてふれ、まるで、豊かな日本とは大企業が儲かることと言わんばかりのアベノミクスへには強烈な違和感がある、こうした政治を変えて行こうと熱のこもったあいさつを行いました。松橋三夫日本共産党三八地区委員長は、田名部匡代さんと思いは同じだと述べ、参院選32の一人区のうち20の選挙区で野党
の選挙協力が実現していることを紹介、田名部匡代さんの大きな飛躍のために一緒にがんばろうとあいさつしました。 雇用と賃金(市営バス労組・本木隆さん)、戦争法廃止(新婦人八戸支部・猪股直美さん)、医療・社会保障(八戸医療生協・内澤憲一さん)、消費税増税反対(八戸民主商工会・岩渕正洋さん)のリレートークと参加団体紹介で交流、メーデー宣言を採択して集会を閉じ、その後は中心街をデモ行進して、戦争法の廃止や労働法制改悪反対、TPP批准反対のシュプレヒコールで市民にアピールしました。なお、集会で呼びかけた熊本地震救援募金には52,502円の浄財が寄せられました。
戦争法廃止を求める三八連絡会は3月20日、館鼻岸壁で開催されている朝市会場で戦争法廃止の署名に取り組みま した。2回目となる朝市署名の取り組みには21人が参加。新婦人八戸支部は6時半から、他は7時から、それぞれ1時間の行動を行い、あわせて 315人の方の署名協
力がありました。「安倍はだめだ」と言って署名する人や「戦争すると俺たちは死ぬんだよね。第2次世界大戦の映像をDVDで 見ました」と話す若い人もいました。この朝市署名は、4月末まで毎週日曜日に取り組まれます。
3月13日、青森県八戸市の観光交流施設・はっちで、なくせ!原発・核燃2016三八地区集会が開催され、155人が参加しました。 集会では、なくせ!原発・核燃三八連絡会代表世話人の松山力さんが、東通原発敷地内の活断層を認めようとしない東北電力を糾弾、大津地裁の高浜原発3・4号機運転差し止め仮処分判決に触れながら、フクシマを繰り返さないために全国の原発と核燃のストップをと呼びかけました。
「南相馬市の5年~被災者・被災地、廃炉」と題して講演した渡部寛一さん(南相馬市議・日本共産党)は、3.11直後から現在までの南相馬市の状況を伝えました。緊急避難では共産党の宣伝カーが活躍したこと、水害を解決するために津波で壊れた水門を開けようと自衛隊と一緒に行動したこと、市議会に常設された特別委員会で市民の声を反映して「原発の廃炉、収束宣言の撤回、
全国の原発の再稼働反対」等の決議・意見書採択を全会一致で確認、国や県に求めてきたこと、災害関連死が多い南相馬市の状況、避難指示が解除されても生活基盤づくりはこれからで、若い人が少なく販売スタッフが確保できない、医療・介護スタッフも同様等々の問題を語りました。最後に、東通原発か
ら75㎞、六ヶ所核燃サイクルから50㎞の距離がある八戸市が安全だとは決して考えないでほしい、福島で起こったことを見てほしい、南相馬市を訪れ事故から5年経ってもこう言う状況だということを知ってほしいと述べて講演を結びました。
集会終了後は中心街をパレード。原発いらない、再稼働反対と市民にアピールしました。
三八地労連は1月15日、友の会福井会館で2016年旗びらきを開催、組合員と来賓・友誼団体からおよそ40人が参加しました。 中道議長あいさつの後、来賓の田村儀則県労連副議長は、北海道で教組が組合員だけに配布した「アベ清治を許さない」と印刷されたクリアファイルに道教委が「政治的行為」と難癖をつけるなどの不当介入・抑圧を(実物を示して)批判しました。日本共産党松橋三夫三八地区委院長は、戦争法の廃止を求める2000万統一署名を推進し、戦争法廃止の政府をつくろうと呼びかけました。
田端あつ子市議の音頭で乾杯した後、参加者紹介やうみねこ合唱団のリードによるうたごえ、ゆきとどいた教育を考える三八の会中村潤事務局長による自作曲のギター演奏、ビンゴ、フリートークを楽しみ、最後に中道議長の発声で団結がんばろうを唱和し、新年の奮闘と運動の前進を誓いました。
戦争法の廃止を求める三八連絡会準備会が、12月21日から27日までの4日間、コープあおもりるいけ店前で連続署名に取り組みました。のべ43人が参加し、371筆の署名が集まりました。地労連からは、幹事会と年金者組合から多数参加しました。「戦争は嫌だね」、「若い人を戦争に送
り出すなんて許せない」と語り真剣な面持ちで署名する人、「娘婿が自衛隊なので、戦争法はとても心配です」と話す人もいました。
三八社会保障推進協議会(三八社保協)は11月、県社保協役員と一緒に三八管内の7市町村を訪問し、介護や国保、医療、生保等の課題で懇談を行いました。事前に県社保協が提出した「介護保険等にかかわる要求書」についての回答を求め、それに対する質疑と意見交換を行ったものです。
19日は八戸市との懇談で、社保協から31人が参加、市側も介護保険課や国民年金課、生活福祉課などから17人が出席しました。介護保険料・利用料について、介護保険料は県平均を下回っていて引き下げは難しい、利用料は低所得
者の軽減を実施していて周知をはかりたいと回答しました。国保税の引き下げは困難、子ども医療費助成(中学生まで)を通院も対象にすることは、子ども世帯の負担軽減と子どもの健康増進の効果があるとの認識を示しつつ、財政
状況や他の子育て関連施策との優先順位を考慮・今後の方向性を検討すると答えるにとどまりました。参加者からは、「八戸市は子ども・乳幼児の医療費助成では先進的だったのに今は近隣の町村に後れをとっている、改善を」、
「生活保護基準の改定は生存権の侵害だ、国の方針を是 認する認識はあらためてほしい」等の発言がありました。
なお、7市町村で、中学生・通院までの子ども医療費助成は5町村に広がり(2町は今年から)、1町は所得制限がなく、町内の高校に通学する町民までとなっています。中学生・通院まで助成する自治体は、全県でも6割を超えてい
ます。
11月19日午後、戦争法の廃止を求める三八連絡会(準)は八戸市三日町交差点周辺で、戦争法廃止のスタンディングを行いました。あいにくの雨でしたが40人弱が参加、リレートークとコールで戦争法の廃止をアピールしました。
新婦人八戸支部長の三上明子さん、八戸生健会事務局長の神田洋一さん、日本共産党八戸市議の苫米地あつ子さん、田端文明さんなど6人がマイクを握り、「誰の子どもも殺させない。憲法9条をを守り、戦争法廃止を。日本の若者を戦地に送るな!戦争法廃止の国民連合政府をつくろう」と訴え、行動参
加を呼びかけました。最後はみんなで、「戦争法はただちに廃止、戦争反対9条守れ」との力強いコールを街中に響かせました。
11月17日午後、八戸ポータルミュージアム・はっちでうたごえ喫茶が開催され、およそ200人の参加でにぎわいました。主催は年金者組合三八支部うたごえの会メンバーが中心の実行委員会です。会場のはっち広場は、3階吹き抜けの開放的なホールで、元気なうたごえが館内に響き渡りました。うたごえは、里の秋、もみじで始まり、青い山脈や北上夜曲、千の風になって、青い空はなど20極以上、途中で「広い川の岸辺」(スコットランド民謡)の歌唱指導やオカリナの演奏もありました。参加者は広い会場で思い切り歌い、満足した表情で会場をあとにしました。
年金者組合三八支部は9月6日6時半から7時半まで、八戸市館鼻岸壁の朝市会場で年金100万人署名に取り組みました。この署名は「若者も高齢者も安心できる年金制度を」と求める国会請願署名で、年金者組合は全国100万の署名を集めようと取り組んでいます。7人の組合員が参加、署名の呼びかけに150人
の方がこたえました。「月額5万円の国民年金で、暮らしていけない」、「安倍が悪い、嫌いだ」、「年金が下がり、消費税が上がる。どういうこと?」等の憤りの声が寄せられました。次の行動は9月20日の予定です。
みんなでとめよう!!「戦争法案」青森県民大集会は、9月5日青森駅前公園で開催され、県内各地から1,400人が参加しました。三八からは、9条の会関係(地労連含む)で77人、平和推進労組から20人が参加しています。地労連からは21人の参加者で、内訳は、年金者組合12、八医労3、県教組2、全医労2、高教組、全労働職安分会でした。
集会では、よびかけ人の金沢茂氏が主催者代表あいさつを行い、次いで県内6地区からのリレートークが行われました。三八からは新婦人八戸支部の山本和子さんが朝市署名の取り組み等を発言しました。その後で鹿内博青森市長が、戦争法案の断念をと述べました。、また「旧浪岡町と旧青森市が採択した平和都市宣言では、日本国憲法・平和憲法養護の立場に基づいており、青森市はこの二つの宣言にもとづく市政を進めて行くと語り、大きな拍手を受けました。最後に、「権力が暴走するとき、それを止めるのは主権者である私たち国民のつとめである。今こそ立ち上がり、声をあげよう」との集会宣言を採択、戦争法案絶対廃案のコールとともにプラスターを掲げて決意を確認しました。
県庁までのデモ行進は長く続きました。県庁を一周したのですが、先頭の私たちが解散するころ、最後の梯団がようやく県庁前に到達しました。
8月30日、全国100万人大行動の一環として八戸市では、許すな戦争法三八実行委員会による中心街の三日町交差点でのスタンディングや市民団体のPeaceLandのサウンドデモ、民主党と共産党、九条の会による合同の街頭演説等が行われました。スタンディングは15時と15時55分の2回行われ、延べ150人(実数では100人)が参加し、「戦争NO!、九条守れ!、アベ政治を許さない」ポスターを掲示し、みんなで「戦争法案直ちに廃案、安倍政権は今すぐ退陣」とコールして市民にアピールしました。合同演説会では、松田勝県議、たばた文明市議(いずれも日本共産党)、内田弘志はちのへ九条の会代表世話人、田名部匡代民主党3区支部長がそれ ぞれ
あいさつし、憲法・民主主義を守ろう、戦争法案反対の世論をもっと強めようと呼びかけました。
PeaceLandサウンドデモは、いつもは原発反対の金曜行動に取り組んでいますが、今回は戦争法反対のメッセージデモとして行われました。30人が参加し、「アベ政治は許さない、安倍ちゃんやめて」等のコールで市民にアピールしました。
8月11日、許すな戦争法!三八実行委員会は午後6時から市庁前市民広場で戦争法の廃案を求める集会を開きました。会は6月に集会を開催したあとは、街頭での署名や朝市での署名活動に取り組んできましたが、より強力に市民にアピールするために、この集会に取り組みました。内田弘志実行委員長は主催者あいさつで、朝市署名での親子との会話を紹
介、戦争法案反対の世論の広がりを述べました。中道博章副実行委員長は情勢報告にたち、かつてなく盛り上がっている国会行動の様子をリアルに報告しました。リレートークは、日本共産党三八地区委員会の松田勝青森県議、社民党八戸総支部代表の山名文世八戸市議、新日本婦人の会の平賀あやめさんが
行いました。「アベ政治を許さない」とプリントされたTシャツの松田県議は廃案を求めて一緒にがんばると決意を表明、山名市議は歴史にきちんと向き合わない安倍首相を厳しく糾弾しました。平賀さんは署名が800筆に達したこと、毎週中心街でレッドアクションに取り組んでいることを報告しました。最
後に中屋敷泰一事務局長が、朝市署名や8.30行動、9.5 県民集会等の今後の行動を提起しました。
集会は170人を超える参加者となり、雨が降り始めたデモ行進は最後まで歩いてコールを続け、「戦争法案絶対廃案」、「戦争反対、9条守れ」と 市民に訴えました。
8月2日朝6時半、許すな戦争法!三八実行委員会は八戸市の館鼻漁港で開催されている朝市で、戦争法反対・核兵器廃絶の署名を行いました。5人で一時間の取り組みでしたが、177人の方が署名しました。とくに新婦人のお二人は
「戦争法に反対しましょう」と懸命に訴えて124人もの署名を集めました。戦争法に反対する世論の広がりを実感しました。写真は左から、7/12、7/26、8/2。
6月10日、嘱託職員による八戸市営バス労働組合の結成大会が八戸市福祉公民館で開催されました。来賓として、木村繁高青森自治労連委員長が、非正規雇用労働者の組合結成に至る経緯にふれながら、自治労連は住民の幸せを基本にすえて運動している、県内の仲間、同じような状況でがんばっている全
国の公営交通で働く仲間と力を合わせて活動していこうとあいさつしました。中道博章三八地労連議長は、地労連加盟の組合を紹介しながら、歓迎のあいさつを述べました。阿部忠男日本国民救援会八戸支部長も列席、「委員長の本木隆さんがバスの車内事故で警察に呼び出されたときからのつきあいです。
市営バスは職員の7割が非正規というたいへんな状況なので、労組を支援していきたい」とあいさつしました。
提案された議案と自治労連と三八地労連への加盟、要求書を採決、役員選出のあと「本日を出発点に、責任ある心のこもった安全・安心の公共交通サービスを提供し続けていくために、希望を持って働き続けられるよう、みんなで団結して力をあわせてむたたかうことを宣言します」との結成宣言を読み上
げ、確認しました。大会終了後、組合役員と自治労連、三八地労連代表は、労組結成通告と要求書を八戸市交通部に提出しました。
第27回定期大会は7月4日、スポーツ研修センター研修室で開催され、12組合24人(委任状含)が参加しました-実参加者は、県教組2、高教組2、職安分会2、全医労2、年金者組合6、市営バス労組、松橋(来賓)です。
中道議長は、八戸市営バス労組の加盟を歓迎しつつ、地労連加盟労組の減少を憂いました。公務員賃金の切り下げへの憤り、とくに退職金の切り下げが大きいことをご自分の例をあげて述べました。戦争法に関して、若い人が立ち上がっているが一般への広がりはまだまだだ、もっとがんばっていこうと挨拶しました。田村県労連副議長は、来賓あいさつで、働く人を守ろう、暮らしを守ろうと、暮らしと平和、社会保障、教育、ディーセントワークについて述べました。松橋日本共産党三八地区委員長は、市営バスの非正規職員は、自分たちの権利を守り差別をなくすために組合づくりに立ち上がったと評価し、市民サービスの低下を招かないためにも、働くものの権利・労働条件を守ル事が大切だと述べました。また、戦争法の廃案を求める運動の強化を呼びかけました。
議長に年金者組合の兼田正さんが就任。最初に6月10日に結成された八戸市営バス労組の加盟を承認しました。新岡事務局長が残る議案を一括で提案しました。2,014年度地労連会計決算書の修正とそれに関わる2015年度予算(案)の修正を含む大会議案補足・訂正(ダウンロードに掲載)がありました。
質疑では、寺下代議員(県教組)が地労連各組合の組合員数を質問、事務局長はいくつかの組合について概略を答弁しました。組合費納入人員が組合員数と異なることについても質問、事務局長は「これまでの経緯や組合によって財政力が違うので簡単には是正できないと思う」とこたえました。「事務局長の人件費月額2万円)は適正か?」という質問もありましたが、中道議長は「本人が了解しているので(やむなし)」と述べました。
市営バス労組の市川代議員は、八戸市営バス職場の実態について述べました。正規職員と非正規との格差が激しいこと、車内事故等をめぐる扱いも異なる、パワハラもあり、やむにやまれず組合結成に立ち上がった経緯を発言しました。160人中正職員は3割だけで20年近くも正職員の採用はない、交通事故や車内事故を公正に処理するためにドライブレコーダーの設置を求めている、職場では「市営バス労組の3役は首だ」という噂まで流れているが、雇用継続の闘いをがんばり、組合を頼りにしている人もいるので、4月になれば組合員が増えることを期待していると結びました。中年金者組合の小谷地代議員は、地銀職場で少数組合として活動したご自分の経験から、「職場で頼りにされる雰囲気をつくることが大事だと思う。組合員は少数でも支持があればがんばれる」と励ましました。高教組の田村代議員は「以前、私立高校の職場に同様の状況があった。雇い止め問題でもたたかって勝利(裁判闘争)し、組合は少数でも差別を排除してきている」と発言しました。職場では多忙化が一番の問題となっていることも報告されました。中道議長が県教組代議員として発言、多忙化解消の取り組みとして水曜日はノー残業デーとされ、6時までに退勤することになっている。しかし、中学校はとくに遅くまで人が残っていて、12時近くになることもある(教員に残業代は出ない-新岡注)。精神的な疾患をかかえている人も多い。寺下代議員が、郡部の学校の状況として、序列化が進んでいること、南部町では学力向上委員会を立ち上げ躍起となっていること等を述べました。山田副議長は、青銀の職場は、地銀連(労組)の取り組みで2月と8月の第2週がノー残業デー(week)で今でも5時退勤、管理職は残業を減らすことに力を入れているようだと発言しました。
大会議案について反対意見がなかったので、すべての議案を一括して拍手で採択しました。
その後、役員選挙が行われ、中道博章議長(県教組)、山田優一副議長(年金者組合)、新岡武信事務局長(年金者組合)、畠山和正会計監査(年金者組合)、佐井誠会計監査(県教組)が再選、槙史仁幹事(高教組)、松村菜緒子幹事(全医労)が選出されました。
許すな戦争法!三八地区集会実行委員会は6月13日、八戸市の長者まつりんぐ広場で戦争法案阻止をテーマとした集会とデモ行進を行いました。集会参加は110人でしたが、デモ行進待機中に駆けつけた人もいるので120人程度に達したかも知れません。内田弘志実行委員長は主催者あいさつで「戦争は平和、平和とやってくる」
という川柳を紹介し、この川柳で、兄が「出征」するときに歌った軍歌の一節に「東洋平和のためならば、なんで命が惜しかろう」とあったことを想起したと述べ、若者を再び戦場に送らないために、許すな戦争法、守ろう憲法の声をよりいっそう強めていこうと参加者に呼びかけました。情勢報告に立った
松橋三夫日本共産党三八地区委員長は「国会では審議をするほど、答弁の迷走もあり行き詰まっている、世論が戦争法案を追い詰め、自民党の元幹事長等の重鎮も戦争法は違憲だと発言している」と報告しました。決議を採択し、事務局の今後の行動提起を確認して、集会を終えました。
デモ行進では、「戦争法反対、安倍政権の暴走をやめさせよう、憲法を破壊するな」と力強いシュプレヒコールを繰り返し、戦争する国づくり反対を市民にアピールしました。
2015平和行進
◇6月4日 平和行進が上十三地区から三八地区に引き継がれました。合同行進と引継集会は150人。集会では、協力的だった自治体訪問の様子等が報告されました。警察が誘導してくれたので、とてもスムーズなパレードになりました。
◇6月5日 平和行進二日目。今日は宣伝カーの運転手を務めたので写真を撮ることがほとんどできませんでした。市内行進では、大竹事務所のみなさんがたくさん出てきて手を振ってくださいました。南部町では町長との懇談、三戸町は副町長さんとの懇談でした。田子町、階上町も訪問し、賛助をいただきました。
◇6月6日 平和行進三日目。五戸町、新郷村、三戸町を行進した後、岩手県二戸市金田一温泉駅前で岩手県に引き継ぎました。今日の参加者は43人でした。帰りの車に乗れない人が出そうで冷や冷やしていましたが、例年通り、自分の車で二戸まで来ている人がいてぶじ解決しました。写真は上左から順に、市民広場引き継ぎ、合同行進、上十三あいさつと(左・五十嵐-通し行進者、右・小笠原)、三戸駅前、五戸行進、三戸町役場、金田一温泉駅前。
青森県三八地区メーデーは5月1日10時から、八戸市長者まつりんぐ広場で開 催され、労組や民主団体、市民等およそ180人が参加しました。集 会では日本 共産党松田勝県議が来賓としてあいさつ、支援へのお礼と市民の暮らしと平和 を守るためにがんばる決意を述べました。労働法制改悪反対、 消費税増税反 対等のリレートークの後メーデー宣言を採択。集会終了後は市内をデモ行進 し、戦争する国づくり反対、年金切り下げ反対、安倍政権の暴 走ストップを 市民に訴えました。
集会ではネパール地震救援募金が呼びかけられ、二万円余の募金が集まりま した。
新婦人八戸支部の赤いハットは、安倍政権の暴走へのレッドカード の意味だそうです。手に持ったうちわには「NO NUKES」とありました。
3月15日、「はっち」(八戸ポータルミュージアム)を会場に、なくせ!原発・核燃三八連絡会の主催で「福島を忘れない!被災地復興、原発ゼロへ」をテーマとした集会が開かれ、120人が参加しました。
原発事故の完全賠償をさせる会等が制作したDVD「あやまれ つぐなえ なくせ原発・放射能汚染」を15分ほど上映した後、いわき市労連事務局長の菅家新(かんけあらた)さんが、福島の今を語ると題して50分の講演を行いました。史上最大にして最悪の公害である福島原発事故は、現在も進
行中であ る、最大・最悪とは、あまりにも深刻な被害、広範囲(八戸~静岡)、国家予算に匹敵する被害額、復旧・復興に要するきわめて時間の長さが上げられると述べ、事故当時から現在に至る県民の状況を語りました。原発事故当時、人口の半数以上が避難したといういわき市は、原発事故の被害を
受けた街であ り、数多くの避難者が住む街でもあります。また、事故収束工事で働く人たちが住んでいます。交渉ではきわめて不誠実な国と東京電力を、「あやまれ、つぐなえ」と提訴(原発事故被害いわき訴訟、福島原発避難者訴訟)し、元の生活を返せ、ふるさとをかえせと取り組んでいることが
報告されました。元高 校教師の菅家さんに語ったという生徒のことば「私たち、地産地消だね」が胸に刺さりました。結婚相手は福島で生まれ福島で 育った人しかいないだろうという意味だったそうです。課題として「低線量被曝の健診・検査、医療の継続的な補償」、「県内全10機の廃炉」、「原
発の再稼働・輸出などはあって はならず、自然再生エネルギーの活用に活路を」と述べて講演を終えました。 集会後は中心街をバレード、「原発いらない、再稼働反対」と100人のコールで市民に訴え、共感を呼びました。
3月24日、スポーツ研修センターで第55回評議員会を開催。県教組佐井誠評議員を議長に選出して議事を進めました。
中道議長あいさつのあと新岡事務局長から、定期大会以降の活動のまとめと春闘方針、暫定予算、選挙管理委員選出等が一括で提案されました。
質疑・討論では、評議員会議案書の誤りを指摘する次の発言があり正されました。
・大間町は生保制度利用者が4%(パーミル‰とパーセント%の見間違い?)
・(年金)直訴署名は876筆し
・年金者組合は…裁判運動に立ち上 がろうとしています。
また、県知事選挙に立候補する大竹進さんを幹事会として推薦したことについて、具体的にどのような活動を想定しているのかという質問がありましたが、大竹進さんの確認団体になるのは「進め!ドクター大竹の会」であり、以前の県知事選挙(飯田洋一さんや金澤茂さんの時)のように、県労連が直接選挙に関わる訳ではない、県労連・地労連としてどう動くかはこれから、今は大竹の会を広げることに協力しているとの回答でした。
役員選挙の定数の改定(副議長を1名、幹事を6名に変更)と選挙管理委員として、寺下之雄(県教組)、木下健次(年金者組合)、高清水郁子(全医労)の3氏を選出しました。
春闘学習会に続いて行ったことで時間不足が否めず、春闘課題や県知事選挙についての討議も不十分だったと幹事会では総括しています。
2月8日、ゆりの木ボウルでボウリング大会を行いました。4レーンしか予約できず参加者は16人、うち八医労からの参加者が子どもを含めて11人でした。会場はほぼ満員で、部活動らしい高校生の姿もありました。2ゲームを行い、女性と子どもは+20のハンディキャップ。その結果は次の通りでした。
1位 石原さん(八医労)
2位 木村さん(年金者組合)
3位 石原君(八医労家族)
昨年12月、八戸市に提出した自治体要望書への回答書が2月20日地労連事務所に届きました。要望を提出した組合はもとより、提出しなかった組合からも疑問、意見等をお寄せ下さい。今後の取り組みについては組合・組合員の意見をもとに、幹事会として判断していきます。
回答の一部を紹介します。
・TPPについて TPPの締結については、農業の他にも医療や政府調達など様々な分野に対し大きな影響を与える可能性があります.市といたしましては、国益が守られないと判断された場合には、速やかに交渉から離脱すべきと考えており、交渉の推移を注視し、`情報収集に努めながら、必要に応じて関係機関へ働きかけてまいりたい。
・薬局の無料・低額診療 事業 中核市市長会では、国に対し平成24年5月に「社会福祉法の趣旨に則り、無料低額診療事業に基づく調剤費用について、国による助成制度を創設するよう」提言を行っているところでもあり、市といたしましては、国や他の自治体の動向を注視してまいりたい
・高齢者の肺炎球菌ワクチン助成 国の制度に基づいて定期接種を実施してまいりたい(ゼロ回答―編集部注)
・後期高齢者の健診項目の拡大 健診項目の拡大につきましては、大変難しい状況にありますが、引き続き広域連合に対して要望してまいりたい
・特別支援教育アシスト事業 昨年度までは30名でしたが、今年度は76名のアシスタントを配置しており、希望する全ての学校に配置しております。
(中略)市教育委員会といたしましては児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた適切な指導・支援をしていくために、特別支援アシスタントの更なる増員及び質の向上が必要であると認識しております。今後も、適切な支援につながるような研修・助言を工夫しながら、希望する全ての学校に必要な数の特別支援アシスタントを配置するよう、引き続き特別支援教育アシスト事業の拡充に努めてまいります。
・基地関連予算の交付金、使途 基地交付金 約4億6232万円 調整交付金 約328万円 特定防衛施設周辺整備調整交付金約5789万円
・被爆70年、終戦70年事業 市民への平和啓発事業は、必要であると考えております。昨年も南郷歴史民俗資料館において「ヒロシマ原爆展」を開催し、多くの方に原爆被害の実相や平和の実現について訴えております。
2015年は終戦から70年という節目の年であり、市内での写真展の開催等について検討してまいります
1月27日、ゆきとどいた教育を考える三八の会は八戸市教育委員会との懇談を行い、子ども支援事業(マイブック、就学援助等)について学校教育課から話をうかがいました。
マイブック事業は今年度から始められたものですが、小学生全員に図書を紹介し2000円のクーポン券を給付しています。八戸市に住所がなくても通学していれば対象で、特別支援学校の生徒、組合立の学校に通学している生徒も全員が対象だとのこと。また、3ヶ月健診の際には、ブックスタート事業として、絵本を見せ、一冊プレゼントしているとのことでした。
就学援助の基準を低くしている、来年度からは給付型の奨学金(おもに高校生)を創設する予定だとの説明もありました。 「子ども支援センター」を来年度からスタートさせるという話もうかがいました。教育や福祉についての窓口を一本化し、すべての問題に対応し、親・子・教職員をサポートしたいという考えです。課長は、「(子どもの)貧困と格差の解消が大事」だとの考え方を示し、「国や県の取り組みが(もっと)必要」と力説しました。
三八地労連旗びらきが16日、友の会福祉会館(旧三八教育会館)中ホールで開催され、組合員と来賓・友誼団体など41人が参加しました。 中道博章議長は、先月八戸に提出した自治体要望書のことなど地労連の取り組みや組織の問題等も含めてあいさつしました。来賓の松田勝日本共産党八戸市議からは、
市内櫛引の産廃問題について、撤去費用が60億円もかかり事業を認可した県の責任で撤去すべきなのに、県は「被害が出ていない」と逃げようとしている等の報告がありました。組合紹介では、各労組の活動や課題が語られました。この4月から非公務員化される全医労八
戸支部の森越美智子書記長は「勤務条 件改善ためにストライキ権を背景に闘っていく」決意を表明しました。全労働八戸職安分会からは非正規が多い職場の状況と改善署名の訴えがありました。うみねこ合唱団のうたごえやビンゴゲーム等もあって盛り上がりました。
写真は上から、全景(中道議長あいさつ)、八医労(なぜか理事長も登場)、多数の年金者組合(はじけてます)、うみねこ合唱団(6人、5曲うたいました)、松田市議。
10月25日、青森県八戸市の八戸ポータルミュージアムはっちで、うたごえ喫茶ともしびin八戸が開催され、昼夜2回のステージに300人近い人たちが参加しました。この企画は年金者組合三八支部のうたごえサークル参加者を中心に実行委員会が結成されて取り組まれたもので、年金者組合も 成功のために尽
力しました。
新宿ともしびから東北とゆかりのある3人が来八、リクエストをもとにピアノ伴奏で、昼夜ともに、およそ30曲を歌いました。カチューシャや仕事の歌、ともしびなどのロシア民謡、学生時代、乾杯の歌など青春の歌、翼をください、秋桜、花は咲く、川の流れのようになども歌われました。ご自分 の人
生と重ね合わせたのか、秋桜の詩で思わず涙した方もいらっしゃいました。昼の部、「ステンカラージン」では男性の登壇をとの司会者の呼びかけにこたえて松田勝八戸市議が登壇し、一緒にうたいました。夜の部の「花は咲く」には、苫米地あつ子さんや青森センター合唱団のみなさんも登壇しました。地元から、オカリナ演奏や「新・
八戸市民の歌」、「北上夜曲」、「ああ若き日の北上夜曲」等の歌唱指導・演奏がありました。
休憩時には珈琲やワインをいただき、およそ2時間半の最後は会場総立ち、「今日の日はさようなら」で♪また会う日までと締めくくりました。
写真は左上から、高橋実行委員長のあいさつ、泉のほとり(松田市議、盛岡うたごえ喫茶実行委員)、花は咲く(苫米地、青森センター合唱団)、ロシア民謡・鶴の重唱(ともしびメンバー)、今日の日はさようなら(昼の部フィナーレ)
年金者一揆八戸集会が10月17日八戸ポータルミュージアムはっちで開催され、60人が参加しました。前日に年金抑制の強化(デフレ下でもマク ロ経済スライド)が大きく報道されたこともあり、一揆らしく、社会保障と年金の切り下げに反対する怒りの声が溢れていました。
リレートークでは、八戸生活と健康を守る会の神田洋一事務局長が12月16日に判決となる青森生存権裁判控訴審のことや生活保護基準切り下げに 対する行政不服審査請求の取り組みについて報告しました。年金者組合三八支部小谷地婦美子副委員長は、「年金だけが頼りの高齢者は黙っていられな
い」と取り組んでいる安倍首相への個人請願署名(直訴というタイトル)が573通にのぼっていることを報告、署名に寄せられた「これ以上、いじめ るな」という切実な訴えにこたえてがんばる決意を表明しました。また、組合の支援で100万円を超える「消えた年金」支給の経緯が佐藤正博副委員
長から報告されました。フロアからの発言では、苫米地あつ子さん(年金者組合員、日本共産党三八地区委員会子ども・福祉対策室長)が、市民アン ケートに寄せられた市民の声を紹介しながら、年金引き下げの政治を変えようと訴えました。
集会アピールを採択してデモ行進にうつり、「年金引き下げ反対、マクロ経済スライド反対、消費税を10%に上げるな」とアピール。最後に、そろ いのオレンジの法被で街頭署名・宣伝を行いました。
10月12日、地労連・高教組は共同のレクを実施、年金者組合、県教組、高教組から14人が参加して、登山とBBQを行いました。名久井岳登山は30分程度の登りでしたが、岩場・鎖場の連続で結構きついものがありました。苦しかった分達成感がありました。登山の後は南部町の野外活動施設・チェリリン村のオートキャンプ場で焼肉を楽しみました。高教組の田村さん(水産高)から、イカ刺しやハワイのパイナップル缶、サバの水煮等の差し入れがあり、おいしくいただきました。
7月27日、長者公民館で第47回三八母親大会が開催され、80人が参加しました。大会では、まず、エコで楽しく新聞ちぎり絵、食と環境教育-子どもたちとの野外活動の実践から、「社会保障プログラム法」で暮らしがどう変わるの三つの分科会が行われました。新聞ちぎり絵は新婦人ちぎり絵小組の指導で、文字通り、エコで楽しくを実践。できあがった参加者の作品は分科会報
告の 際に発表されました。食と環境教育分科会では、八戸聖ウルスラ学院中学校講師の荒誠さんが、身近な自然に接し、ともに野菜を育てる中で、子どもたちの心に一粒の種を蒔こうと行っている総合的な学習の時間の実践を報告しました。空木の笛を吹き「夏は来ぬ」を歌って、卯の花の咲くころが苗が伸び始
める季節だ、季節の変化を子どもたちに感じてほしいと工夫していると述べました。生徒たちは、育てる野菜を選択し、畑の設計、手で除草し 鍬で耕起等の作業で土壌の生物や雑草の一つひとつを学んでいきます。収穫し、調理してみんなで食べるところまでの様々なドラマを語りました。環境学習の報告
は、氏が実践した「北限のサル」観察や趣味の魚釣りを生かした授業など、興味深い物がありました。「社会保障プログラム法」でくらしがどう変わる分科会では、八戸医療生協理事長の内田弘志さんが、この法律によって医療・介護提供体制が効率化の名のもとに縮小され、私たちの命と健康が危うくなる
と指摘しました。この法律にもとづく第1弾が6月に成立した医療・介護総合法で、病院・病床の大幅な削減がめざされています。暗くなるような内容ばかりだが、母親運動のスローガンを心に刻み、あきらめないでがんばっていきましょうとのまとめになりました。
全体会では三八母親連絡会会長の蟹沢紀子さんが、集団的自衛権行使容認の閣議決定など、安倍政権の暴走を止めようとの思いで作ったという句「はっきりと言うべきことは言う夏の雲」を披露し、母親運動を続けていきましょうと呼びかけました。分科会報告の後、「憲法を守り生かす取り組みを草の根
から大きく広げていきましょう」「核戦争から子どもを守りましょう」「連帯を強め誰もが人間らしく生きられる社会を目指しましょう」との 大会アピールを採択して閉会しました。
八戸原水爆禁止の会は8月6日~9日の4日間、はっちでヒロシマ・ナガサキ「原爆と人間」を開催しました。はっちでの開催は3年目で、これまでは3日間の開催でしたが、今回は6日・ヒロシマの日から9日・ナガサキの日までの4日間の開催でした。また、初めて市教委の後援を得ることが出来ました。ゆきとどいた教育を考える三八の会との共催にしたことが良かったのかも知れません。
市教委の後援をいただいたこともあったと思いますが、今回は生徒・子どもの入場者が増えました。4日間とも天候には恵まれませんでしたが、来場者は387人、要員参加が20人、署名66筆、13,621円の被爆者援護募金が集まりました。
みなさんが真剣に被爆写真と向き合い、生徒同士で、また親子で話し合いながら見ていたことが印象的でした。
朝市署名は8月の日曜日4日間の開催を予定。8/3は10人で210筆の署名を集めました。8/10は雨天中止となりました。
集団的自衛権行使容認反対7.8集会
7月8日午後5時半、市庁別館前市民広場で、はちのへ九条の会呼びかけの集団的自衛権行使容認反対!「閣議決定」の撤回を!7.8緊急八戸集会が開催されました。参加者は160人ほど。九条の会は、社民党や平和労組会議等にも呼びかけ(地労連が中心の取り組みの
場合にも呼びかけてはいますが…)、地労連が参加するいつもの集会とは顔ぶれも会場で見かけた旗や幟も違っていました。受付簿で見ると、参加者が多かった団体・労組は、年金者組合、医療生協・八医労、全港湾通運、新婦人、救援会、生健会、共産党、全水道、九条連、国労、南部バス労組、武輪水産労組、県職労、社民党
の皆さんです。集会では、源新明さん(はちのへ九条の会常任世話人、県弁護士会会長)がよびかけ人を代表してあいさつ、緊迫してきた情勢を述べこれからの取り組みの大切さを強調しました。続いて、県九条の会事務局長の谷崎嘉治さん、共産党の松田勝市議団長、社民党の山名文世八戸総支部長が連帯のあいさつを述べました。新婦人八戸支部の三上明子八戸支部長が活動報告を行い、街頭署名の反応などを述べました。八戸市平和委員会の中屋敷泰一会長が市民へのアピールを提案、拍手で採択されました。
デモ行進は、三日町までは交通安全のために、歩道を歩きながらシュプレヒコールを行い、長横町から隊列を組みました。シュプレヒコーラーの年金者組合・兼田正書記長は、行進開始から30分以上も一人でがんばり、デモ行進参加者もそれにこたえて、「集団的自衛権の行使容認反対」、「解釈改憲反対」、「閣議決定は撤回せよ」、「自衛隊を戦地に派遣するな」と市民にアピールしました。デモ行進中にも参加者が増えたようで、はちのへ九条の会・内田さんの報道への発表は200名-少し多めに発表したようです。
平日の午後5時半という集まりにくい時間帯の行動でしたが、主催者の予想を上回る参加で成功(130枚準備した集会アピールが不足しました)できたと思います。
7月5日、長根のスポーツ研修センターで第26回定期大会が開かれ、代議員14人、兼務でない役員1人、来賓2人が出席しました。出席は5組合14人ですが、委任状が6組織11人で成立となりました。大会議長は高教組田村儀則さんが務めました。
中道議長はあいさつで、四半世紀を迎えた三八地労連の歴史に触れ、運動の発展を訴えました。県労連の田中事務局長は、アメリカやドイツなどの国際的な最賃引き上げの動向について述べ、中央との格差が広がっている県最賃の大幅引き上げが私たちの課題だと訴えました。日本共産党の松田市議は、地労連の自治体要望書の取り組みを評価すると発言、最賃請願についての市議会の状況についても報告しました。安倍政権の閣議決定による集団的自衛権行使容認を弾劾し、反対の世論と運動を一緒に強めて行きたいとあいさつしました。
新岡事務局長は、議案書にもとづいて活動の報告と決算、運動方針と予算案を一括して提案しました。その中で、予算案の収入の部の繰越金の額の間違いを訂正(ー39,637円)しそれに伴って支出の部の予備費も訂正(ー39,637円)しました。
質疑では、年金者組合・兼田さんから、予備費の内容、事務所費・会議費の決算額についての質問がありました。予備費の半分程度は決算時点では未収となっていた「原発ゼロへ 全国いっせい行動in八戸」(なくせ!原発・核燃三八連絡会主催)の経費で、他には、メーデー広告や消費税意見広告、反原発連合チラシ募金、都知事選挙への募金(宇都宮募金・東京労連へ)、地労連幹事懇親会等の支出と説明されました。また、事務所費はコピー機のリースが終了したため、会議費は使用する会場が三八教育会館から料金が安い他の場所に変更になったために額が減ったとのことでした。青銀労組の解散と青銀労組OB会(いずれも年金者組合所属)の動きについて山田副議長が発言しました。年金者組合の高橋委員長は、組合員数を遙かに超えた行政不服審査請求提出の取り組みや支部として取り組んだ年金者一揆、いま取り組んでいる「20万請願大運動」について述べ、楽しさとがんばりを合わせて進めていきたいと結びました。県教組・中道さんは、本県での県職員の「空白の一日」問題解決が突破口になって東北の他県にも波及、「おかげさまで」とお礼を言われたと発言しました。中道さんは定年退職したのですが、請われて週二日の初任件講師をしています(県教組組合員)。県教組書記の苫米地あつ子さんが6月末で退職したので、7月からは書記代理もつとめることになったと報告しました。県教組の寺下さんは、昨年夏の教委キャラバンでは、学テの公表について否定的な回答だった、多忙化の克服もキャラバンと教職員組合運動の課題だ、「安倍教育再生」には何一つ良いことがない、と発言しました。年金者組合の佐藤さんは、昨年の最賃引き上げ(11円)は消費税引き上げに遠く及ばない、県地域最賃(665円)の大幅引き上げを実現しなければと力を込めて述べました。また、「生活保護費引き下げ反対」を運動方針に書き込むように求め、幹事会は受け入れました。職安分会の竹内さんは、「大間町は生保制度利用者が4割と県内で最も多い。経済的な理由で大間原発に反対しにくい雰囲気がある。原発反対の取り組みとともに地域対策の充実を求める運動も必要だと思うと提起しました。年金者組合の兼田さんは、地労連としての連帯を強めるために、旗びらきや定期大会などにも楽しめる要素もほしい、単組の活動を交流するために、議案書の工夫や資料集があれば良いのではないかと発言しました。全医労の高清水さんは、給食の全面民間委託で仲間が一人退職に追い込まれたこと、メーデーや平和行進、レクなどに若い人と一緒に出かけようとがんばっているが難しいのが現状と発言しました。山田副議長は、公務等の分野ごとの交流や様々な形での交流も必要ではないかと発言しました。新岡事務局長は、出された意見を受け止めて活動していきたいとの見解を表明しました。
提案された議案は一括して採択されました。続いて行われた役員選挙では、幹事会メンバーとして、中道議長(県教組)、山田副議長(年金者組合)、新岡事務局長(年金者組合)、大浦幹事(全医労)、高瀬幹事(高教組)の5人、会計監査として、佐井(県教組)、畠山(年金者組合)の両氏が選出されました(すべて再任)。事務局長から、次回の評議員会まで選挙ができないので、今回立候補に至らなかった職安分会と八医労には幹事会の開催を案内するのでオブザーバーとして出席をお願いしたいとの発言があり、了解されました。
6月5日から7日まで、2014年原水爆禁止国民平和大行進(平和行進)が三八で展開されました。
5日午後5時45分、長者まつりんぐ広場から市庁まで、上十三との合同行進を行いました。広場出発時は104人でしたが、隊列を整えたチーノ前では115人、勤めを終えた医療生協職員等がさらに増え続けました。今回は、あいち平和行進を参考にピースコールにトライしてみましたが、リズムが悪いと不評で、最後は例年通りの宣伝カーアナウンス中心としました。
市民広場での引継集会には20団体・労組から150人が参加しました(コープあおもり地域理事会7人、あけぼの薬局のみなさんも参加、他に、個人参加の方-カウントできませんでした)。上十三・苫米地さん、三八・内田さんのあいさつの後、平和行進横断幕、被災地行進横断幕、平和行進リレー旗が三八に引き継がれました(各団体のリレー旗も)。全国通し行進の山口逸郎さんが、ご自身が制作の映画「翼は心につけて」やDVD「歩く」(行商中と宣伝)等に触れ、82歳で元気に行進していますとあいさつして大きな拍手を受けました。市長、議長メッセージを披露、最後にうみねこ合唱団のリードで原爆を許すまじをうたいました。
(写真をアップ予定)
はっちで行われた交流会には20人が参加しました。山口さんのお話は、平和行進や映画制作のことなど多岐にわたり、とても興味深い内容でした。今年の世界大会に参加予定の佐藤麻沙代さん(医療生協)、田村儀則さん(高教組本部)も参加、あいさつしました。
6日は、市民広場から司法センター(27人)、南部町行進(22人・2回)、三戸町行進(20人)、田子町行進(20±1人)、階上町行進(19人)と各自治体への訪問(賛助要請と教育長署名)を行いました。すべての自治体で賛助金をいただきました。南部町(職員、町長-議会休憩時に偶然会えた)と三戸町(副町長、教育庁)、階上町(教育長)で懇談しました。6月1日に平和首長会議に加盟した南部町では、加盟認定書が置いてありました。三戸町教育長と階上町教育長のアピール署名をいただきました。
7日は、五戸町行進(30人)、新郷村行進(29日)、三戸町行進(2回目、39人)を行った後、午後2時に二戸市・金田一温泉駅前で岩手県への引継集会を行いました(41人)。八戸を出るときには霧雨程度ですが降っていたので心配しましたが、行進中は雨にあたることはありませんでした。三戸では昼食が間に合わず15分遅れて出発というハプニングがありましたが、金田一温泉駅への行進ルートが工事中で通れなかったので行進を省略し、間に合うことができました。引継集会で、通し行進の山口さんが何度か言葉を詰まらせていましたが、私たちもいい経験をさせて貰いました。最後には全員と握手してお別れとなりました。岩手のみなさんの出発を見送って解散しました。今年も団体の引き継ぎ忘れがあり、当該団体が岩手行進をおいかけました。
写真は順に、新郷村行進、引継集会(山口あいさつ、横断幕受け渡し、青森県代表団)
5.15最賃底上げ国際連帯行動を八戸でも行いました。八戸市中心街で、年金者組合が4人、三八地労連役員が3人、4時前から6時頃まで時間差で行動し、ティッシュ240個ととチラシ(150枚、なくなってからは最賃引き上げのリーフ)を配り、ハンドマイクで「ファストフード労働者の時給引き上げと働く権利の尊重を」とアピールしました。
この行動は35カ国で展開され、その様子がFacebookのハッシュタグ機能を利用して交流されました。(時差により)時間の経過とともに掲載ページが増えていくことで、国際的な取り組みになったことを実感しました。
5月18日、八戸スポーツ研修センターで、ゆきとどいた教育を考える三八の会が総会を開きました。教職員組合や三八地労連、新婦人八戸、個人会員など17人が参加して、会の活動について話し合いました。
昨年度は教育費の父母負担と教育財政について、懇談会や講演会で話し合われました。「八戸市は父母負担が県内他市に比べて高い、後援会費という名目で地域住民から半強制的にお金を集めている例があり問題だ、教育委員会との懇談では改善の方向が示されている」などの報告があり、引き続き父 母負担軽減のために取り組んでいくことになりました。 学校職場の多忙化・管理強化の状況も発言がありました。「集団的自衛権行使容認の問題などいろいろな問題があるのに、そうした議論をし合うような状況にはない」残念な様子が報告されました。会設立の趣旨である民主教育の充実・発展のために、教育委員会制度への攻撃や道徳の教科化などの安倍「教育再生」を許してはいけないとの発言が相次ぎました。
会のメンバーにたい焼き屋さんがいて、休憩時間にはたい焼きを食べながら熱心な2時間を過ごしました。
第85回メーデー三八地区集会は、午前10時から長者まつりんぐ広場で開催され、20団体・労組から160人が参加しました。
10時からうみねこ合唱団のうたごえがあり、式典は10時半開始。議長は県教組・苫米地あつ子さん、八医労・梅津諒さんが務めました。中道博章実行委員長が主催者を代表してあいさつ、消費税増税のことや解釈改憲・集団的自衛権行使容認の動き、無人偵察機グローバルホークの三沢配備等に触れて、安倍政権の暴走をみんなで力をあわせて止めようと呼びかけました。松田勝八戸市議が来賓として連帯のあいさつを行いました。その中で、教育委員会改悪法案反対の申し入れ文書を持って
元教育長を訪問した際に、「教育は、行政の都合でころころ変わってはまずいと思います」、「孫たちのために、非正規で働かざるを得ない今の社会を変えなければ」という意見をいただいたことを紹介し、安倍政権暴走STOPの共同を進めていこうと呼びかけました。
リレートークでは、生涯派遣につながる派遣法改悪法案や残業代ゼロのホワイトカラーエグゼンプションに反対し、働くものの権利と雇用を守ろうとの全労働八戸職安分会・泉谷髙志さんの訴え(裏面掲載)や増税路線に反対する八戸民主商工会・岩渕正洋さんのトーク、年金や生活保護基準引き下げなど社会保障制度の改悪を許さない年金者組合・高橋靖昌さんの決意表明が行われました。さらに、短時間ながら集会参加各団体・労組の活動も紹介されました。リニューアルしたむしろ旗を掲げた八戸生健会や要求しゃもじを持った割烹着姿の新婦人八戸支部、多彩な要求プラカードとゼッケンの高橋製作所労組、オレンジの法被で参加した年金者組合三八支部が目立っていました。国民救援会八戸支部の安倍晋三マスクマンは「解釈改憲反対」と唱和し、人気を集めていました。
スローガンとメーデー宣言を採択した後、中心街を行進して、最低賃金の引き上げや大企業の内部留保の還元、増税路線反対、解釈改憲反対・戦争する国づくり反対等を市民にアピールしました。
無人偵察機グローバルホークが米軍三沢基地に配備されようとしています。5月から10月まで、グアム島を拠点とする2機が、週2回程度運用される予定です。グローバルホークは、中型ジェット機ほどのサイズで、民間航空機の2倍の高度を飛行して偵察活動を行います。離着陸時は三沢基地で操縦され、一定の高度に達するとアメリカ本土の基地からコントロールされます。
4月29日三沢市公会堂で、グローバルホーク三沢配備に反対する集会が開かれ、県内各地から60人が参加しました。基地強化反対・危険なグローバルホークは三沢に来るな!の思いを共有しました。重大事故(クラスA)はF16の20倍以上、軍事的緊張を激化するグローバルホーク配備を許さないために、草の根からの粘り強い闘いを進めましょう。
3月11日、青森県八戸市では「3.13重税反対全国統一行動八の集会」の取り組みが行われ、八戸民主商工会や生活と健康を守る会、年金者組合等からおよそ150人が参加しました。集会では、岩渕正洋実行委員長が「1年間もの税務調査で廃業に追い込まれた業者も出ている。消費税が8%、10%になっても
商売を続ける自信はありますか」と問いかけ、増税を止めることが大事な今、地域の業者を守り(民商)会員を増やしていこうと呼びかけました。日本共産党三八地区委員会の松橋三夫地区委員長が来賓としてあいさつを述べ、連帯を表明しました。決意表明に立った年金者組合三八支部の佐藤正博副委員長
は、年金切り下げ反対の不服審査請求について述べ、増税反対・年金切り下げ反対の運動を一緒に続けていこうと発言しました。 また、八戸生活と健康を守る会の神田洋一事務局長は、青森生存権裁判原告の板橋さんと一緒に、暮らし・生存権破壊の「税と社会保障一体改革」を許さない共同の闘いをすす
めようと述べました。最後に、「4月からの消費税増税中止、秘密保護法反対、大企業減税・TPP・原発再稼働反対、社会保障の拡充、地域循環型経済で国民生活の改善を!」との集会アピールを採択しました。
集会終了後は、重税反対のデモ行進を行い、八戸税務署で集団申告を行いました。
なくせ!原発・核燃三八連絡会は3月8日、はっちで「震災復興、原発汚染水の抜本処理、原発ゼロ」を求める全国いっせい行動に呼応して地域集会を開催し、終了後中心街でデモ行進を行なって「原発いらない、再稼働反対」と市民にアピールしました。
集会では、松山力代表世話人が主催者を代表して、福島の問題が深刻さを増していることを述べ、原発再稼働は許されないと述べました。核燃料サイクル施設立地反対連絡会議の谷崎嘉治事務局長が「核燃料サイクル」と「再処理」の危険性を、福島原発事故で放出された放射能量とも比べながら述べ、再処理工場の稼働を許さない取り組みを呼びかけました。集会の最後に市民へのアピールを採択しました。
デモ行進の先頭には、金曜行動主催の山内さんのドラムが入りました。サンバのリズムを響かせ、年金者組合兼田正さんのコールとも息が合っていました。中ほどのハンドベルチーム(新婦人)の音も目立っていました。集会・デモ参加者は160人ほどでした。
地労連第54回評議員会は2月26日、八戸市福祉公民館で開催されました。出席した評議員は10人、委任状が9人で成立、評議員を兼務しない幹事1人も出席しました。高教組・寅谷さんが議長を務め、幹事会提案の議案を審議しました。
新岡事務局長は、年末の秘密保護法反対の取り組みが短期間の取り組みだったが成功したこと、労働組合・職場の取り組みとしては不十分だったこと、年末の取り組みは臨時国会期間限定だったため、法の廃止を求める地域の取り組み再構築が必要だと述べました。全医労の夜間看護等手当の引き上げや県教組・高教組の取り組みで前進した「臨時職員の空白の一日」問題、自治体要望書への回答で「原爆展が南郷で開催される」ことが分かったこと等にも触れました。2014年春闘については、「消費税増税」も加味した賃上げ、派遣法改悪阻止の闘い、「原発ゼロへ
全国いっせい行動in八戸」の取り組み等について提案しました。
討議では、年金者組合・高橋さんから年金切り下げ反対の不服審査請求の取り組みが大きく成功したことが報告されました。郵政産業ユニオン・松川さんは、郵産労と郵政労働者ユニオンとが組織統一して郵政産業ユニオンが、全労連、全労協というナショナルセンターの違いや正規・非正規の分断をのりこえ、郵政関連労働者の新たな団結と運動を創造的に前進させることをめざして結成されたことを報告、2014春闘に拠点ストライキでのぞむことを発言、支援を訴えました。青銀労組・山田さんは、青銀労組が3月31日で解散するに至った経緯を報告しました。県教組・田端さん、中道さんは空白の一日問題での前進が県教組・高教組本部の取り組みでかち取られたこと、この成果は教職員だけでなく他の県職員にも適用され、また、全国的にも影響を与えると発言しました。高教組・槙さんは、組合員が増えていることをうれしそうに発言しました。
「退職役員の資格について(規約の解釈または運用)」には、様々な意見が出ました。幹事会の提案は、「退職して、組合に所属していない場合は自動的に資格を失う」でしたが、選出された役員は(退職しても)任期中は役員をつとめるのが当然という意見もありました。これまでの取り扱いとの整合性をどう考えるのか、組合員でない人が「役員」をつとめるのはどうなのかという意見もあり、最終的に賛否を取ったところ、(この部分の)幹事会提案は反対が多数となりました。そこで、今後の運用としては、「任期中は役員の継続を認めるが、(幹事会推薦以外は)被選挙権資格は認めない。」とすることになりました。その他の提案はすべて拍手で承認されました。
はちのへ九条の会は、2月15日(土)に「特定秘密保護法」の緊急学習会を行いました。 当日は風雪の激しい悪天候にもかかわらず、75人が参加して、講師の源新明弁護士(青森県弁護士会会長、はちの へ九条の会常任世話人)のお話を聞き、学習を深めました。 この法律には「共謀罪」「独立教唆罪」「煽動罪」などが含 まれており、処罰範囲が非常に広がったことや、重罰化されたこと、警察や検察など捜査機関の権限の及ぶ範囲が広がって報道の自由を脅かし、国による情報統制につながることなど、わかりやすく具体的に説明されました。 これが始まりで、集団的自衛権や憲法解釈の変更など、安倍 政権の進もうとしている危険な方向に、早い段階から地道に反対運動を続けていく必要があるという講師のお話に、会場となった公民館の窓の外の吹雪を見ながら、嵐に立ち向かう決意を固める学習会でした。文責;池田仁美
全日本年金者組合が全国いっせいに年金削減の取り消しを求める行政不服審査請求を行った1月31日、年金者組合三八支部と上北支部は共同で、八戸年金事務所に325件の不服審査請求書を提出しました。両支部とも組合員の範囲
を大きく超えて「年金を下げるな」の声をあつめました。提出前には公民館で集会を開 き、様々な団体の協力があり、取り組みの中でつながりが広がったこと、県内他地区の取り組みの様子などが発言・紹介されました。年金事務所には午後3時頃に23人で訪問、高橋靖昌三八支部委員長が代表して提出の趣旨を述べ、不服審査請求書を手渡しました。デーリー東北紙の取材も入りましたが事務所内での写真は不許可でした。↓の写真は集会と年金事務所玄関で撮ったものです(玄関前、左端の小倉先生ごめんなさい)。
1月25日、青森県八戸市の福祉公民館大会議室で、八戸医療生協創立24周年記念学習講演会が開催されました。二本松市に役場仮庁舎を置きなが ら町の復興に先頭に立って取り組んでいる馬場有(たもつ)・浪江町長を迎えて、参加者は290人を超え、数十人の方は会場に入りきれずロビーで聞 区ことになりま
した。
「ふくしまの現状と浪江町の取り組み」と題しての講演では、最初に浪江町を紹介、その中で、昨年B-1グランプリに輝いた「なみえ焼きそば」の ことにふれ、八戸のせんべい汁研究所から立ち直りの力をいただいたと感謝の言葉を伝えました。馬場氏は、海の幸が豊かな故郷で、3.11からの数日間さらにはその後に何があったのか、町としてどう対処してきたのかをパワーポイントの資料 をもとにていねいにお話ししました。地震と大津波に襲われた町と町民を守るために必死だった3月11日、町の職員は誰一人原発事故のことを想像しなかった-原発安全神話にどっぷりつかっていたとのこと、そこに突然放射能の不意打ちを受けたのです。福島原発の全電源喪失や原子炉非常用冷却装置注水不能についても東電からの連絡はなく、政府の避難指示も報道で知ったとのことでした。必
要な情報を隠し、「安全」デマをまき散らしていた政府と東電への憤りが表明されました。隠されたスピーディの情報があれば、町民を、子どもたちを高い放射線量の地域にとどまらせることはなかったのですから。
浪江町は現在、二本松市に役場機能を移転していますが、町民の避難先は県内各市町村と46都道府県、そして、国外にも及んでいます。そうした中で町は、「復興」への向き合い方として、(帰る・帰らないではなく、)一人ひとりの暮らしの再建、ふるさとの再生に取り組んでいくことを提起しています。時の経過による住民の(帰還)意向の変化を踏まえつつ、生活再建・ふるさと再
生に向けた数多くの問題と町の取り組みが紹介されました。「避難先で生活する町民の方々に対する取り組み」としては、Googleストリートビューや「ふたば広域ライブカメラ」、内部被曝検査、甲状腺検査のことなどをあげ、町復興と町民に責任を持つ姿勢を語り講演を終えました。
講演を聴いた年金者組合三八支部委員長の高橋靖昌さんは、「震災で時が止まった浪江の街の映像に胸が詰まり、涙が出ました。桜が咲き、コスモスが揺れ、祭にわく浪江の街を取り戻すために、全国ちりぢりになった町民一人ひとりに心をかけて奮闘し続ける馬場町長の姿に、あらためて私たちが浪江の街の招来のために何ができるか、何をして行かなければならないか、考えさせられました」と感想を語っていました。
浪江町からの本県への避難者は60人。講演終了後馬場町長は、講演会に参加した4人の町民と交流しました。青森市に避難している60代のご夫婦は、町長さんのお隣に住んでいた方で、娘さんが役場の職員だそうで「町長さん、お元気でしたか!孫たちが故郷へ帰れるように願っています。身体にお気を付けて頑張って下さい」と涙ながらに話していました。馬場町長さんは「頑張ります。あなた方もセカンドハウスと思って浪江町を訪ねて下さい」と答えていました。
三八地労連は1月17日、友の会福祉会館(旧三八教育会館)で2014年旗びらきを開催、組合員と来賓・友誼団体みなさん、あわせて45人が参加しました。
中道博章議長はあいさつで、昨年末の秘密保護法反対の共同行動や3月8日に震災復興・原発ゼロ実現の地域共同行動について触れ、「地労連として地域の共同に力を尽くし安倍政権の暴走を阻止したい」と新年の決意を表明しました。
県労連田中清治事務局長が来賓あいさつを述べ、参加者に「日本の億万長者が何人いるかご存じですか?」と問いかけましたが、金融資産が1億円以上の人はなんと180万人以上にものぼるそうです。2014春闘での奮闘で格差と貧困の拡大を阻止しようと参加者に訴えました。日本共産党の田端文明八戸市議は、三八地労連の協力も得て、八戸でも若者の困難な状態を改善するための取り組みを進めたいあいさつしました。
うみねこ合唱団のボリュームのあるうたごえの後、参加組合の紹介・あいさつがあり、八戸職安分会や全医労八戸支部から、高教組三八支部、八戸医療生協労組等から職場の状況と決意が語られました。年金者組合三八支部からは、「年金切り下げ反対で不服審査請求運動に取り組んでいる、家族に(基礎)年金受給者がいたら紹介してほしい」との要請がありました。
来賓・友誼団体からは、1月25日の馬場有・浪江町長の講演会や3月の重税反対行動、青森生存権裁判控訴審のことなどが紹介されました。
最後に、がんばろうを力強く歌い、参加者全員で「団結がんばろう」の唱和を行って終わりました。
写真は「がんばろう」を歌う参加者。
http://aomori-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/var/rev0/0108/3168/20131217144744.pdf
地労連ニュース№136の短信に掲載しましたが、全医労が本部交渉で夜間看護手当の改善をかち取りました。
全医労 本部チラシ(クリック→ファイルを開く でごらんください)
全医労 女性部ニュース(クリック→ファイルを開く でごらんください)
1月8日の新春宣伝行動に参加した全医労八戸支部組合員(国立病院機構・八戸病院職員)が、「組合活動をしていて久し振りの成果。とてもうれしい」と喜びを語っていました。
実施は今年4月から。
年金者組合は10月に行われた年金の特例水準廃止に対する行政不服審査を呼びかけています。1%切り下げの改定通知がとどいたのは12月初旬で、60日以内が審査請求の期限なので、1月31日に、全国一斉の提出行動を行います。三八支部は、11月の支部委員会、12月の不服審査請求を成功させる集いを開催、臨時執行委員会で全組合員への呼びかけを
徹底し、さらに他団体にも協力を呼びかけて目標の200人達成に向けて取り組んでいます。1月8日の執行委員会確認では、136人分が集まっています。他団体まわりと組合員への再度の働きかけを行い、20日の臨時執行委員会では200人にできるだけ接近、支部ニュースを届けながら、31日午後1時半から長者公民館で開催される意思統一集会と提出行動への参
加も呼びかけることにしています。
基礎年金受給者(65歳以上or繰り上げ受給者が対象)が身の回りにいる場合は、ご一報を(☎・Fax 47-8886、留守電可)。
ぜひ、ご協力ください。
三八地労連は12月1日、デーリー東北労組や八戸医療生協、新婦人八戸支部など10団体 と一緒に「STOP!秘密保護法 共同行動in八戸」に取り組みました。集会参加は、21団体121人でした。リレートークのみなさんのお話はとても力強く、特に源新明・県弁護士会長の発言は迫力がありました。「よし、そうだ!」と大きな声がかかりました。
三八地労連山田優一副議長も法案の危険性を指摘するトークを行いました。
デモ行進と流れ解散時のシュプレヒコール&コールも熱気があり、すごかったです。元気な集会で、成功だったと思います。
採択された市民へのアピールはトップページに掲載しました。
なお、11月28日と29日には街頭宣伝と署名を行いました。
11月5日輝け憲法全国縦断キャラバンで、十和田市、三沢市、八戸市で街頭での宣伝を行いました。大型の宣伝カー、キャラバン担当の井上さんと七戸十和田駅で合流しました。十和田市はスーパー・ヤマヨの前で宣伝、私が前座を務め井上さんがメインのお話。買い物に来ていた前地区労連事務局長と会いました。三沢市は市役所前で、公園の落ち
葉を掃いていた作業員さんも聞いていました。八戸市はいつもの三春屋前、それなりに人通りがあり、マイクを握る手にも力が入りました。15時には宣伝を終え、車は盛岡に向かいました。さらに、秋田→山形→仙台→福島→…と続くそうです。運転手さんは宮城の人、車について移動しているので、長丁場です。せめて、あと二人くらい誘って行くのだっ
たと思いましたが、年金者組合は会議で無理でした。もっと前からセットしておけば…と反省。
青森県社会保障推進協議会(県社保協)は毎年、社会保障の充実を求める要求書を県内各市町村に送り、それにもとづいて、訪問・懇談を行っていま す。
今年の自治体
訪問キャラバンは10月28日からで、三八(さんぱち)各町村への訪問は10月30日と31日に行われました。主な要求は、生活 保護制度改悪反対、 国保料(税)の引き下げと制度の改善、介護の充実の3点で、このことについての自治体の状況や考え方を聞き、また住民本位の制 度改善わという私たちの 考えを説明しながら懇談を行いました。行
動には、県社保協と三八社保協に参加している医療生協や生健会、新婦人、年金者組 合、三八地労連などから12 人~14人が参加しました。各自治体からは国保・介護の担当者が出席、文書や口頭での回答がなされました。今回の懇談 では、田子(たっこ)町で新たに高 齢者の肺炎球菌ワクチン助成が始まり三八7市町村中5市町での実施
となったこと、風疹ワクチン助成が全町村で進 んでいることが分かりました。また、 国保の広域化や道州制についての疑問が表明されるなど、地域を守る自治体の気概を感じることができました。た だ、生活保護制度については町村が直接 には業務を担当していないこともあり、制度の改悪を許してはならないという私たちの訴えに、「回答・コ
メン トを述べる立場にない」と紋切り型の発言 を行った自治体があったことは残念です。新郷村では須藤良美村長も出席して、地域を守るための村政を行っ ていると村民を雇用しての事業や子どもの 「お小遣い」給付、学校給食費の無料化等の施策を紹介しました。 なお、八戸市との懇談は11月12日に行われます。
10月22日、八戸ポータルミュージアム・はっちでうたごえコンサート(うたごえ喫茶)が開催され、およそ160人が参加しました。年金者組合 三八支部うたごえの会が毎月行っている例会を母体に実行委員会をつくって取り組んだものですが、主催者の予想を遙かに超える参加者で大成功となりました。
「若き日の歌は忘れじ」とのテーマで司会の一山鈴夫さんがテンポ良くすすめ、オープニングの「里の秋」から 最後の「故郷」、「今日の日はさようなら」まで、26曲を力一杯歌い上げました。3 部構成で行われ、地元の方が作曲した「ああ若き日の北上夜曲」の歌唱指導 -八戸中(現在の八戸高校)在学中に北上夜曲を作曲した安藤睦夫氏が
テーマの曲、オカリナの演奏やギター独奏(例会会場を提供している上城安男さんの演奏)も行われました。青森市から参加した田村勝彦さんはアコー デオン伴奏をつとめました。また他の3人は、「花は咲く」をリードしました。
歌い終わった参加者は、いずれも満足した面持ちで友人達と語らいながら帰路につきました。
コンサート終了後、アコーデオン伴奏の十日市広志さん、司会を務めたうみねこ合唱団の苫米地あつ子さんは、少し疲れた様子でしたが、「みんなが 一生懸命歌って、喜
んでくれたのがとてもうれしかった」と語っています。
10月16日、「年金切り下げ反対の声を集めよう」と、八戸ポータルミュージ アムはっ ちで年金者一揆八戸集会が開催されました。年金者組合三八支部や新婦 人八戸支部、八戸生健会等8団体による実行委員会の主催で開かれ、大雨・暴風警報発令中にもかかわらず33人が参加しました。
高橋靖昌実行委員長はあいさつで、2.5%切り下げの不当性とその後に予定されているマクロ経済スライドについて述べ、高齢者の暮らしを守るた めに社会保障再生・充実の方向に流れを変えようと訴えました。年金者組合三八支部の佐藤正博さんは、3000万人の年金生活者の世論で政治を変え ていこう、そのために行政不服審査請求の取り組み
の大運動をと呼びかけました。八戸生健会の神田洋一さんは、8月に開始された3年で6.5%にも 達する生活保護費切り下げと現在仙台高裁で闘われている青森生存権裁判に触れ、社会保障を守る取り組み推進を訴えました。新婦人八戸支部の清野克 美さんは、会として行った年金アンケートの深刻な内容を紹介し、年金切り下げ反対の取り組みを
共に進めていきたいと述べました。
参加者からは、消 費税のことや反撃していくためにもっと勉強しなければ等の意見が出されました。最低保障年金の導入や審査請求の呼びかけ、安心して暮らせる年金制度確立に向けて奮闘する集会アピールを採択、最後には、「あゝ人生に涙あり」や「故郷」をみんなで歌って、 連帯を深めました。
行政不服審査請求について提起する年金者組合佐藤正博さん 最初と最後はうたごえでにぎやかに-十日市さんと一山さん
8月27日、八戸原水爆禁止の会は八戸医療生協組合センターで原水爆禁止2013年世界大会報告会を開催、42人が参加しました。
県原水協の谷崎嘉治会長が世界大会の概要を報告しましたが、その中で紹介されたメキシコ大使の「核兵器を熱狂的に信奉する者でも、核兵器の使用が人間にもたらす計り知れない苦しみや回復できない人類に及ぼす被害を否定することはできません」、「核兵器廃絶は、核兵器が二度と使用されないことの唯一の保証です」という言葉が胸に響きま
した。 八戸医療生協から参加した坂本浩一さんは、パワーポイントで写真を使いながら、原爆による被害の様子や放射線による人体への影響、戦績めぐり等を報告しました。
「核兵器と原発」分科会での議論ー2022年までの全原発廃炉を進めるドイツからの報告や日本が原発輸出の条件として発生する使用済み核燃料を引き受けることにしていると指摘した湖西市・三上市長の発言ーを報告しました。多くの若い世代が参加した大会だったことを述べ、被曝70周年、NPT再検討会議が開かれる2015年に向けて核兵器廃絶を求
める巨大なうねりをつくりだそうとの閉会総会の熱意を伝えました。
青森県教組三八支部から参加した千葉久美子さんは、昨年の広島大会に続く参加です。仕事の都合で電車での移動となり、夜行寝台も利用して17時間を要したそうです。千葉さんは、「映像の広場」分科会で見た「もうひとつのアメリカ史(原爆投下)」とオリバー・ストーン監督らのお話、閉会総会でのスピーチがとても印象に残ったと述べ、「終戦のために
原爆は必要なかった、原爆投下が軍産複合体の始まり」と伝える映像であり、もっとみんなが見られるような時間帯に地デジでも放映してほしいと語りました。また、「日本人は日本人がしてきたことを知らないのではないか」とのオリバー氏の言葉に、「教育現場にいて、その通りだと思う。小学校・中学校の授業では、江戸から明治になるとあっという間に今に
なる、東京大空襲や広島・長崎の原爆の前に、日本が他の国で何をしていたのか教えられないことが多いという現実がある」と述べ、近・現代史をきちんと学校で教えるべきだと指摘しました。
8月18日、八戸原水爆禁止の会は8月三度目の館鼻岸壁朝市での署名に取り組みました。朝6時半からおよそ1時間、5人で90筆を超える署名を 集めることができました。4日、11日とあわせて、三日間で447筆の署名と4,351円の被爆者援護募金が寄せられました。行動参加者は延べ26人でした。また、8月8日~10日の三日間、はっち3階のギャラリー3
で、ヒロシマ・ナガサキ「原爆と人間」展を開催しました。 入場者は250人ほどで、熱心に写真を見、説明を読む方が多数いました。夏休みだったためか子どもたち(小学生)がいつもより多かったのが特徴で、学校で先生から紹介されたという児童もいました(同行したお母さんの話)。子どもたちだけで来場し、説明をじっくりと読んで、会の活動をがんばって下さいと
想を記入、募金もしていったグループには感激です。デーリー東北紙の報道で開催を知り来場した50代の男性は、「人間の体全体が真っ黒くなっている写真は初めて見ました。あまりに悲惨な写真でした。しかし、目をそらすべきでないと思います」と感想に記入しました。
三日間で1万円を超える被爆者援護募金と多くの核兵器廃絶署名が寄せられました。
2013年度定期大会は7月6日、長根のスポーツ研修センター研修室で開催されました。代議員30名中18名が出席・委任状10名、代議員を兼務しない選管1名、来賓2名が参加しました。参加組織数は委任状を含めて17組合でした。議長は年金者組合高橋さん、全労働職安分会の泉谷さんがつとめました。来賓の今県労連副議長は、日本を企業にとって世界で一番やり
やすい国に変えようというのがアベノミクスだと断罪し、安倍政権のブレーンをつとめている人たちの自分勝手なやり方を糾弾しました。日本共産党の田端市会議員は、公務員賃金削減の問題や消費税増税、TPPについて述べ、要求実現のために一緒にがんばりましょうとあいさつしました。
新岡事務局長が大会議案を提案、質疑・討論は一時間だけでしたが、なくせ!原発・核燃の取り組みや公務員賃金削減の問題、ゆきとどいた教育を考える三八の会として取り組んだ教育講演会(あおもり教育のつどい記念講演・野口邦和氏)、無料低額診療のことと薬局への拡大について、地労連の中での年金者組合の位置をどう考えればいいのか、2012年度会計決算
書で生じた組合費の大幅減額は問題ではないか、組織拡大の対象としている組合は?等の発言、報告、質問が出されました。今県労連副議長からは、違憲訴訟を闘っている国家公務員労組の闘いを紹介し、地方公務員賃金削減の問題は地域の闘いでは勝てない、全国との連帯した闘いが必要だとの提起がありました。また、なくせ!原発・核燃の取り組みについては、
八戸の地域集会を評価しつつも、(3.10では県庁包囲を行ったように)県都に集中して行う意義も考えてほしいとの要請がありました。
提出された議案は、代議員や評議員の選出基準の改正をふくめて一括して拍手で採択されました。役員選挙も行われ、中道議長、山田副議長、新岡事務局長、高瀬幹事、畠山会計監査が再選されました。新たに、八医労の兵藤さん、全医労の大浦さんが幹事に、県教組の佐井さんが会計監査に選出されました。
中道議長のリードによる団結がんばろうで終わりとなりました。
6月22日午後、三八地労連と年金者組合三八支部は八戸市三春屋前で、年金 切 り下げ反対・最賃引き上げを求める宣伝と国会請願署名を行いました。
参加した7人は、「青森県の最低賃
金は654円」と書かれたポケットティッシュや年金・最賃チラシ、解雇の自由化をめざす安倍政権の「正社員改革」批判のチラシ等を配布しながら、署名への協力を訴えました。年金については、
今年 の10月から1%、来年の4月にはさらに1%を引き下げる計画であることを説 明し、年金切り下げ に反対しましょうとアピールしました。呼びかけにこた
え、53筆の年金切り下げ反対の署
名が集まりました。最賃引き上げの署名も 集めることができまし た。
人事院は6月10日14時、処分の撤回を求めて不服審査を申し立てていた全厚生組合員のうち、北海道2人と秋田3人、業務センター2人の判定書を交付しました。北海道の越後敏昭さんと秋
田の保坂一寿さんの処分が取り消されました。
秋田の保坂一寿さんは、2011年11月24日に三八教育会館で開かれた旧社保庁職員の不当解雇問題を考える学習と交流の夕べに参加し、当局が行ったあいまいな「業務目的外の閲覧」調査に
よって整理解雇された経緯を語り、理不尽なやり方への憤りを述べた方です(写真左)。
なお、北海道1人、秋田県2人、東京の業務センター2人の5人については、解雇を承認する不当な判定となりました。また、厚生労働省は、全厚生事案以外で9人の判定があり、3人が処分取消
となったことを明らかにしました。
6月1日、フォレスト仙台で開催された件名の集会に八戸市平和委員会としての参加しました。各県の取り組 み報告では中屋敷さんが発言を求められていて発言してきました。集会は、安保破棄
中央実行委員会の呼びかけで、東北6県の安保破棄実行委員会で 構成された「オスプレイの配備・低空飛行訓練反対東北実行委員会」の主催でした。参加者は43人、平和委員会からの参加が多かったと思います。
各県の発言で、それぞれの動きが紹介されました。
・秋田(平和)-オスプレイ決議が17/25自治体。低空飛行訓練による被害が前からあることや訓練ルート上のドクターヘリのランデブーポ イント が320ヶ所もあること等が反映
・岩手(平和)-生協連や母連と一緒に連絡会を結成し、毎月21日の署名に取り組んでいる。全県交流集会も企画
・山形(安保)-3つのルートが7市4町にかかる。9月の沖縄集会に県代表を派遣し、県内4ヶ所で集会を行った。蔵王は東京大空襲の前 日にB29が3機墜落するなど飛行機にとって危険な場所
なので、反対運動を強めていく
・福島(平和)-毎月1回の宣伝を行っている。共同の動きを作るための相談を行っている。震災復興・除染の動き等ともかかわった取り組 みが必要
・宮城(平和)-安保破棄が中心に動いている。政府宛や知事への申し入れや要求書の提出等を行ってきた。
最後に、安保破棄中央実行委員会の東森事務局長がオスプレイ配備撤回を求める東北ブロック集会への提起を行いました。
(新岡)
5月16日に2012自治体要望書回答検討会が行われました。会議では次のことが確認され、5月23日の幹事会でも了承されました。
① 不満な回答もあるが、次年度の課題とし、2012年度の取り組みとして再要望等の設定はしない
②検討で出された意見
・ハローワーク等の体制整備は、(職安の実情を踏まえた)具体的な要求を出そう。
・「退職手当削減」については、国言いなりのだめな回答。
・市の肺炎球菌接種助成の実績や国の動向も調べよう。風疹の接種助成を求めたい→次年度へ。
・独居高齢者の緊急通報装置については、使いやすいという条件が必要なので、もっと検討が必要。
・無料低額診療を薬局にも適用してほしい→次年度へ。
第84回メーデー三八地区集会はかつてないほどの低温(4℃)と小雨の中、160名超の参加で行われました。中道博章実行委員長は主催者あいさつで、「メーデーのたびに首相が替わると昨年述べ
たが、民主党の裏切りで今年もそうなった。しかし今回の安倍政権は、改憲や国防軍創設などいっそう危険な政権となった」と述べ、暮らしと 平和を守るための取り組みを強めようと呼びかけました。
来賓として、日本共産党の議員さんや消費税廃止各界連、なくせ!原発・核燃三八連絡会の代表が列席、松田勝八戸市議が紙智子参議院議員のメッセージを紹介しながらあいさつしました。
リレートークでは、高教組田村儀則さんから公務員賃金切り下げに反対する発言、八戸民主商工会・庭田さんから消費税増税反対の決意、八戸市平和委員会・中屋敷泰一さんからは憲法と平和
を守る課題についての発言がありました。スローガンとメーデー宣言を確認して集会を終え、市内を行進(雨のためさくら野)して「消費税増税反対、TPP参加反対、原発再稼働反対、憲法を守ろう」と
市民にアピールしました。
写真は、左上から、中道実行委員長あいさつ、高橋製作所労組、年金者組合、生健会と救援会、新婦人、メーデー行進2枚、うみねこ合、全景と桜。
3月26日と27日、グランドサンピア八戸で全日本年金者組合東北ブロック支部活動交流集会が開催されました。参加は県内が97人、県外136人のあわせて233人でした。規模が大きい集会に取り組むのはしばらくぶりですが、松田とみさんの民謡や八戸えんぶりを紹介するなど、「南部」の文化を伝えることができましたし、三八支部からの参加者も36名と多く、取り組んだ甲斐があったと思います。参加者学んだことで支部活動が進化することを期待しています
写真は、上から基調報告を聞く参加者、開会の青森県年金者コーラス、千代谷委員長の挨拶、高橋三八委員長の開会あいさつ、基調報告の田島中央本部副委員長、福島の特別報告、えんぶり・田植え、大黒舞
3月13日、八戸プラザ・アーバンホールで集会が開催され、およそ150人が参加しました。三八地労連新岡事務局長のあいさつで開会。実行委員長の岩渕さん(八戸民商会長)は、業者の困難打開のために民商運動の拡大をと呼びかけました。奥村県労連議長は県実行委員会を代表して、税制の不平等と納税者・国民の権利について述べ、運動強化を訴えました。来賓の日本共産党松橋常任委員は、虚構の多数による悪政を許すなと述べました。活動報告では、2年前の震災被害と復興への取り組みについて述べるとともに、消費税は廃業への道であり断じて許すな、(改悪された)税務調査の危険な内容と対処法を伝えていかなければならないと提起しました。医療生協の一山義夫さんと八戸生権会の松山さんが増税反対の決意表明を行い、新婦人山本さんが提案した集会アピールを採択、年金者組合兼田さんが閉会あいさつを行いました。
八戸税務署付近の交差点まで移動して、そこから税務署までデモ行進。
税務署では、実行委員会として岩渕さんが請願、年金者組合高橋さんも総理と財務大臣宛の請願を手渡しました。年金者組合の請願について税務署は、受け取る立場にはないが…と述べつつも受け取っていました。
その後、集団申告となりました。
写真左は全景・一山決意表明、右は奥村来賓あいさつ、下はデモ行進
被災地復興・今すぐ原発ゼロへをめざす全国いっせい行動は、八戸市でも行われました。10日、10時から八戸ポータルミュージアム・はっちで開 催された行動にはおよそ160人が参加しました。
DVD「未来への決断・原発に奪われたいのちと暮らし」上映の後、内田弘志 八戸医療生協理事長が主催者あいさつを行い、震災・津波犠牲者に黙祷 を捧
げました。いのちを守るために、原発再稼働を許してはならないと述べまし た。八戸市を経由して岩手、宮城の沿岸沿いを通る国道45号線を走っ たとい
う苫米地浩さんからは、津波による沿岸の町の被害の深刻さが報告されまし た。連絡会の代表世話人を務めている松山力さんは「下北半島の活断 層」と
題して特別報告を行い、東通原発や六ヶ所村の再処理施設敷地内の活断層につ いて説明しました。電力提出の調査結果・図面からも活断層がある ことは分
かっている、原子力規制委員会の調査団は専門家として「活断層の疑い」を報 告している、これを軽んじる姿勢は許せないと述べました。市民 へのアピー
ルを採択して集会を終え、中心街をパレードして「原発いらない、大間原発お おまちがい」とアピールしました。
写真を紹介します。
写真は上左・うみねこ合唱団リードのうたごえ、上右・開会あいさつの内田世話人、中左・45号線沿岸の現象を説明する苫米地さん、中右・松山力代表世話人の特別報告「下北半島の活断層」、下左・説明略、下右・歩道に上がって最後のコール。
2月17日開催のボウリング大会は、参加者が17名うち八医労が12名(単組のボウリング大会を兼ねての取り組みになりました)。他には、年金者3名と県教組、青銀労組から参加しました。小人数でも、なかなかストライクやスペアが出なくても、楽しい取り組みになったと思います。ストライクが少なかったので、二ゲーム目はスペア賞に拡大し、みんなで賞品を分け合った監事です。成績は、1位 下館(八医労)
2位 長根静(八医労) 3位 坂本浩(八医労) ブービー S(八医労)
2月8日、第53回評議員会が三八教育会館で開催されました。出席は 12組合14人+2幹事(5組合5人は委任状)→実出席は11人でした。出席者全員から、
山田(退職金減額に伴う何らかの措置はない?-青銀では企業年金への繰入を理由として減額)、中道・高橋(「運が悪い-減額で定年」、元気が出る地労連運動を)、長根(日本医労連の集まりで「寝たきり」の給料が話題に-定期昇給がほとんどない)、広瀬(日赤労組はどうなっている?援助は?)、荒谷(中山委員長の退職とその後-組合長が決まっていない)、阿部(7人のパート組合員を組織した、「有期年金」)等の発言がありました。
反省点 として、年金者組合の評議員数を誤って告示したのはまずかった、実出席のもっと確保したい、春闘推進の意欲が不足していたのではないか、があげられます。
三八地労連1月11日、三八教育会館において、組合員と来賓、友誼組合を含め45人の参加で、2013年旗びらきを開催しました。最初に中道地労連議長が、総選挙の結果とその後の情勢に触れて、憲法・平和、原発ゼロ、暮らしを守る運動がいっそう重要になっている、新しい年も団結して奮闘しようと訴えまし
た。県労連の今副議長は、旗びらきは春闘開始の宣言につながると述べ、2013年春闘における課題での奮闘を呼びかけました。
年金者組合三八支部高橋委員長の音頭で乾杯の後は、懇談と八戸医療生協や日本共産党、八戸生健会などの来賓からの訴えやビンゴ、参加組合紹介、うみねこ合唱団のリードによるうたごえ等が行われるなどとても元気な集いとなりました。
なお、会場となった三八教育会館は2012年末に売却され、旗びらきは購入者の好意により開催することができました。
中道議長あいさつ 県労連今副議長が来賓あいさつ
うみねこ合唱団によるうたごえ がんばろうを歌う
青森県社会保障推進協議会は10月下旬から11月初旬にかけて、医療と介護・福祉の充実を求めて県内各自治体を訪問し、要請と懇談を行いました。三八地区の行動には、三八社会保障推進協議会に参加している八戸医療生協や新婦人、地労連、年金者組合、八戸生活と健康を守る会、八戸民主商工会などから多数参加しました。
八戸市との懇談は11月5日に行われ、市側から17人、社保協からは29人が参加しました。あらかじめ提出していた要求書に対して回答文書が読み上げられました。市の実情が説明されましたが、大部分が現行維持の回答で私たちの期待に応えるものではありませんでした。社保協から、「貧困が受診抑制につながらないようにしなければならない。窓口一部負担金の減免制度が利用されていないので、基準を改善すべきだ」と要請しました。また、警察官OBが福祉事務所に配置されていることについて、「威圧を感じ、相談しにくいので、やめてほしい」と求めました。市側は「犯罪歴がある人や元暴力団員等への就労支援を行ううえで必要」と説明していますが、疑問が残りました。
三八地区7市町村への訪問では、高齢者の肺炎球菌ワクチン接種助成が増え、4市町村で行われていることが分かりました。未実施の自治体では実施の必要性を訴えました。
独居高齢者の緊急通報システムのこと、後期高齢者の健診項目が少なすぎること等についても情報を交換し、意見を述べることができ、有意義な行動となりました。
10月20日、八戸市の「八戸ポータルミュージアム はっち」で秋の看護・介護ウェーブin八戸が開催さました。主催は医療・看護改善共闘委員会(青森県民医連と青森県医労連で構成)で、「安全で安心できる医療・介護・福祉の確立を」をテーマに、県内各地と地元から、100人を超える医療や介護に従事する労働者、職員が参加して行われました。
八戸医療生協労組の大坂弘子委員長が、地元を代表して「中心街で行われる今日の集会とパレードは、市民への大きなアピールになると思う。八戸でも「医療難民」、「介護難民」問題が見られ、生協診療所への訪問診療要請が対応しきれないほど増えている。「社会保障と税の一体改革」を許したら、患者・利用者にはもとより、医療・介護の現場で働く私たちの労働環境は厳しくなる。黙っていては、いのちも暮らしも守れない。ウェーブをみんなの力で成功させよう」とあいさつしました。
全労災青森支部、全医労八戸支部、八戸医療生協、県民医連、三八地労連の5労組・団体からリレートークがあり、「安全で安心できる医療」とはかけ離れた職場・医療活動の状況や問題点が報告されました。介護保険料や利用料の引き上げで制度を利用できず、家族の負担が大変という発言もありました。青森県の緊急被ばく医療体制に組み込まれている公的病院では、原子力施設等から搬送される被曝した患者の治療を行うことになっていて、医療従事者の二次被曝の恐れがある、市民と医療労働者を被曝から守るためにも、なくせ原発・核燃の取り組みをすすめたいとの発言もありました。
集会の後は中心街を白衣でパレードし、「医師・看護師を欧米並みに増やせ、介護職員を増やせ、夜勤・交替制勤務を改善せよ、社会保障費を増やせ」とシュプレヒコールでアピールしました。集会で取りあげられた、原発・放射能問題やTPP参加反対、消費税増税反対等も訴えました。
八戸原水爆禁止の会は7日、8日の両日、八戸ポータルミュージアム(愛称:はっち)で、日本被団協が作成した新「原爆と人間」パネル展を開催しました。はっちは昨年完成した八戸市の地域観光交流施設で、市民や観光客の来館が多い施設です。パネル展にはたくさんの人が訪れ、展示されたパネルと真剣に向き合っていました。
小学4年生の息子と一緒に来場した女性は、説明文を一緒に読み、語り合っていました。「被爆写真は高校生の時、修学旅行で一度見ましたが、あまりの悲惨な光景に目を背けてしまいました。今回は親になってからのことなので、現実のことと受け止め拝見しました。二度とあってはならないことだと思います」との感想を寄せています。長崎出身の63歳の男性は、長崎のパネルについて私たちにいろいろ語って下さいました。また、原爆投下の二日後に広島に入ったという85歳の方も来場、当時の話を聞くことができました。
今回、一日目の様子が地元紙に報道されたこともあって、来場者が多かったようです。五千円を超える被爆者救援募金と核兵器全面禁止のアピール署名も寄せられました。
八戸原水爆禁止の会は5日早朝、八戸市館鼻岸壁で開催された湊日曜朝市で兵器全面禁止のアピール署名を行いました。朝もやが残る中で始められた行動には、朝市買い物客や観光客など130人を超える人の署名と2610円の募金が寄せられました。子ども連れの来場者も多く、自主的に署名した小学生は、両親に住所を確認しながら署名、父親からほめられていました。他県から来た人からは、署名とともに、がんばって下さいと声をかけていただきました。
八戸原水爆禁止の会は8月に、ヒロシマ・ナガサキの日行動の他に3回の朝市署名と新「原爆と人間」パネル展を開催するなど、核兵器廃絶の取り組みを強めています。
7月22日、青森県八戸市で第45回三八母親大会が開催され125人が参加しました。大会では、大間原発の炉心予定地近くの土地を手放さず、亡くなった母と二人で建てたログハウスを守って活動している小笠原厚子さんのお話と青森県母親連絡会会長の西脇洋子さんの大間原発の現状と題した報告が行われました。
小笠原厚子さんは大間町の出身で、対岸の北海道北斗市に自宅があります。原発反対を表すために母と二人で建てたログハウス(母の名から、「あさこはうす」とした)を維持管理し、月の半分ほどを大間原発の敷地130万㎡のど真ん中の1万㎡の土地で暮らしています。小笠原さんは2002年、母の土地を買収するために用意された工作資金七千万円が強奪された事件(運転手らの自作自演)の際に、初めて原発に反対してきた母の闘いを知ったのだそうです。母から、
海や土地への思いや様々な出来事を聞いて、それからは一緒に行動してきました。2005年8月、「土地に住む人は物を言う権利があるはずだ」との思いで、本を読み知人の手伝いを得ながらログハウスを建てました。村八分にされ、脅迫や陰口にさらされながらもがんばった母への思いや地域のしがらみが強い漁村では今なお行動の難しさがあることなども語り、決して負けないという強い気持ちを私たちに伝えました。会場の参加者からは、「あさこはうすにみんなで行きましょう」という呼びかけや小笠原さんへの共感・連帯の声が相次ぎました。最初の赴任地が大間だったという男性教員は大間の自然のすばらしさを述べ環境破壊を許してはいけないと発言しました。
西脇洋子さんは、フルMOX操業をめざす大間原発は今世紀もっとも危険な実験炉だと指摘し、原発と核燃料サイクルからの撤退を訴えました。
みんなでストレッチの後、県大会報告や日本母親大会参加者が紹介され、最後に「子どもたちに明るい未来を手渡すために、一人でも多くの母親、女性と手をつなぎ共に歩いて行きましょう」と述べた大会宣言を採択して閉会しました。
西脇洋子さん 小笠原厚子さん
7月7日、三八教育会館で三八地労連第24回定期大会が開催されました。出席者は、代議員18名、委任状出席7,代議員を兼務しない役員・傍聴者3名、県労連谷崎副議長と日本共産党三八地区委員会松橋政策委員長が来賓として出席しました。大会議長には、阿部直俊さん(高教組)と菊池一文さん(八医労)があたりました。
中道議長はあいさつで、なくせ!原発福島大集会や3.11なくせ!原発・核燃三八地区集会などの取り組みにふれ、これからも脱原発の運動を強めていこうと呼びかけました。消費税増税の「社会保障と税の一体改革」に反対する取り組み、地労連が結成以来取り組んできた自治体要望書活動の推進なども訴えました。谷崎副議長は、高齢者が多い九条の会の運動や若い世代が多い原発再稼働反対・脱原発の運動が広がっている中で、組織された労働者が果たすべき役割を担っていくことを訴えました。松橋政策委員長は、福島原発事故と大飯原発再稼働のこと、「社会保障と税の一体改革」のことについて述べ、命と暮らしを守る闘いを一緒に進めましょうと挨拶しました。
新岡事務局長が大会議案を一括提案しました。八医労(年末一時金交渉)、全医労弘前支部(団体署名)の支援、なくせ!原発・核燃地区集会の開催と連絡会の設置(地労連が事務局)、国土交通労組2分会の休止・解散、年金者組合の倍加運動等について説明を加えました。会計監査報告は書面での提出となったため議長が読み上げました。
討論では8人が発言しました。
八医労・菊池さんは年末一時金の交渉で当初「0.3月」の回答を積み増しし「0.4月」分の支給をかちとったことを報告、団体交渉が力を発揮したことを発言しました。高教組・寅谷さんは、参加者であふれた9月1日の「原発事故と放射能」学習会で、講師の先生から「魚は3年は(半年は?-筆者注)大丈夫」と聞いたのに八戸沖のマダラの放射能が規制値を超えたのはなぜだろう-岩手、宮城では出ていない。河川が関係しているという説もあり、実態を明らかにし、情報を交換していかなければならないと発言しました。県教組・中道さんからは、自治体要望書で学校のトイレに洋式便器の設置を求めている、要望に対して、実態についての回答があり、少しずつだが改善されていることが報告されました。
全労働職安分会の阿部さんは、100人を超える人が働いているのに正規職員は30人程度という職安の現状、管内の求人倍率は他地区に比べて高いがパートや有期雇用が多い、5~6月はリストラ解雇が増えているという状況を報告しました。また、人事院勧告に基づかない賃下げ(特例法による)に対して損害賠償を求め、国公労連と組合員241人(第1次分)が東京地裁に提訴したことを紹介し、支援を訴えました。県教組・寺下さんは、県内では毎年20人程度の教職員が死亡している、(多忙、過労で)先生方は短命だと感じている-退職後5年が危ない、全国では8000人の休職者がいて6割がうつ病等々深刻な職場の実態を述べ、何とか変えていかなければと結びました。また、原水爆禁止世界大会に二人の教職員を派遣することが決まったと述べ、拍手を受けました。
年金者組合・高橋さんは、年金者組合が2017年までに組合員を倍加する(400名が目標)取り組みをすすめている、年金者組合組合員は全労連共済の福祉用具利用料の一部補助(自己負担分が補助される)が利用できること等を活用して進めていきたいと発言しました。全医労・森越さんは、弘前では希望者だけによる2交替夜勤が導入されてしまったが、勤務を終えたときには酩酊状態にと言われているほどきつい勤務形態であり、八戸では導入を許さない取り組みを進めていきたいと発言しました。年金者組合・兼田さんからは4点の質問がありました。「組織・運営検討委員会は大会に報告するのか、幹事会にか。検討の期間はいつまでか」、「地労連としてみんなが顔を合わせる機会が少ない、メーデー交流会等をすべての組合参加で行うことはできないか」、「年金(切り下げ)は若い人の問題だと思うが、現役の取り組みはどうか」、「非正規・パートの組織化は進んでいるか」。これに対して新岡事務局長は、報告は大会に対して行ってもらう、期間は1年(次期大会まで)、組合員が顔を合わせる機会として旗びらきやレクの取り組みがある、レクの予算を増やしたので多くの組合員に参加して貰うよう取り組みたい(なお、メーデー交流会は地労連でなく実行委員会の主催)、年金についての学習は地労連幹事会を含めて遅れているのが現状、非正規・パートの組織化は単組によって違いがあるが前進していると答えました。
議案は、反対意見がなかったので、拍手で採択されました。
続いて役員選挙が行われました。幹事については2011年度と同じメンバーが立候補、会計監査は東北ビル従組の中山さんが荒谷さんに変わって立候補、年金者組合・畠山さんは引き続いての立候補でした。いずれも定員内だったため投票を省略、拍手で選出されました。
新年度の役員を代表して中道議長が決意を表明した後、団結がんばろうを唱和し、山田副議長の閉会あいさつで終了となりました。
6月7日から9日まで、三八地区平和行進が行われました。今年は天候にも恵まれて、とても良い雰囲気の行進ができたと思います。事務局長私案ですが、まとめを掲載します。
(1)6/7事前要精
内田と新岡が、土曜日の行進になる五戸町と新郷村を訪問しました(奉加帳は八戸原水爆禁止の会が準備)。五戸町では、賛助金と町長の署名をいただきました。新郷村では、村長の賛助金の他に議長からも賛助金と署名をいただきました。八戸市では、市長と市議会議長から、それぞれ賛助金とメッセージをいただきました。8日の出発前の懇談を要請しましたが、議会開会中なので難しいと断られました。
ペナント記帳は4。署名は、昨年度と合わせて、五戸町、新郷村では首長と議長、八戸市では市議会議長がサインしています。
(2)6/7合同行進と引き継ぎ集会
6月7日夕、国民平和大行進(北海道-東京・太平洋コース)が八戸市に到着、三八教育会館から八戸市庁までの中心街を行進しました。青森から千葉まで行われる被災地連帯平和行進の大きな横幕を掲げ、「なくそう核兵器 放射線被害の根絶を」とアピールしました。桜木町の交差点までの道が狭く、交差点通過に時間がかかりました。2列縦隊だったので、110人超の行進がとても長く見えました。そのせいか、市民広場到着にかなりの時間差が生じました。行進の先頭を新岡が歩きました。誘導が不十分で、さくら野前の「横断」はとても危険でした。また、スピーカーの調整がうまくいかずマイクの音量が上がらなかったため、新婦人の一山さんのアナウンスは最初だけで、後はテープを流しました。
およそ140人が参加して市庁前で行われた引継集会-上十三地区から三八地区への引継-では、全国通し行進者の米山幸子さん、上十三地区の舛甚英文さんが行進の様子を語り、訪問した自治体では核兵器廃絶と原発ゼロへの共感が寄せられるなど、反応が変わってきていると述べました。八戸原水爆禁止の会の内田弘志会長は、事前に訪問した自治体で議長や首長の署名(核兵器全面禁止のアピール)や行進と世界大会賛助の協力があったことを伝え、明日からの行進も成功させようと訴えました。核兵器の廃絶と平和行進の成功を願う八戸市長(新婦人・平賀)、市議会議長(田端市議)のメッセージが紹介されました。最後にうみねこ合唱団のリード「で、原爆を許すまじ」を会場の全員で、心を込めて歌いました。
(3)6/7通し行進者歓迎集会
米山さんを含めて28人の参加でした(二人は歓迎交流集会だけの参加)。米山さんは、行進の経過をふり返りながら核兵器廃絶への思いを語りました。また、ご自身が住む横須賀が原子力空母ジョージワシントンの母港とされていることにも触れ、平和と安全を守るために取り組み続ける決意を述べられました。「青森に来て、言葉が分からなくて(津軽だと思う)外国旅行の気分でした」との発言に爆笑しました。
うみねこ合唱団のリードで3曲をうたいました。「ふるさとを汚したのは誰」という曲の歌唱指導がありましたが、少し難しかったようです。参加各団体・個人(別表参照)の自己紹介、懇談の後、最後に「折り鶴」を歌い、1時間半で散会となりました。
会費は1500円。コープのオードブルが好評でした。
(4)6/8行進
前日、6/8出発前に市長との面談をと要請しましたが、議会開会中のためできませんでした。
出発集会には27人が参加、司法センター付近(ファミリーマート-駐車場拝借)まで行進しました。行進の先頭は青銀労組の山田さんがつとめました。最初は不慣れな感じがあったようですが、先輩の指導で上手になったと思います。六日町の工事個所は歩道通行となりました。
事務局車(医療生協・桜田さん)は司法センターでの合流、北高岩で小倉さんを乗せ、5台の車(表参照)で25人が移動しました。
孔明荘から南部町役場まで行進しました。南部町は議会開会中のため町長とは会えませんでした。賛助金とペナント記帳に協力して貰いました。前述の行進が短いので、昨年度から設定したボートピアから三戸駅(南部町内)までの行進も行いました。
三戸町の行進は黄金橋から三戸町役場まで。市日だったようでそれなりに人通りがありました。田岩食堂での昼食(25人)の後、三戸町役場を訪問し、竹原義人町長と懇談することができました。町長室に飾られていた馬場のぼるさんの「11ぴきのねこ マラソン大会」の絵本(絵巻)に米山さんが大興奮しました。保育の仕事をしていたとき子どもたちにたいへん喜ばれた絵本だそうです。町長から賛助金をいただき、ペナントには自筆で記帳して貰いました。予定を5分程度超過してしまいました。
田子町の行進はHondaから町役場まで。窓口対応で賛助金に協力していただきました。ペナントは本数が不足(車に予備のペナントがなかった)したためお願いしませんでした。桜田車は田子で終了、5人が帰りました。
階上町への移動は、国道→農道→久慈自動車道を経由、予定の時刻に到着しました。賛助金とペナントに協力して貰いました。「原爆と人間」パネルの購入と活用について、米山さんが熱っぽく訴えました。階上町で初めての平和行進は、20人で旧道を役場前から道の駅まで行いました。残念ながら消防署までは人家もなく、来年はコースを再検討した方が良いという意見がありました(歩道行進か消防署からの行進に)。
(5)6/8その後
種差海岸は宣伝カーの車窓から見学、蕪島に立ち寄り子育て中のウミネコを見ました。米山さんには予想外の数だったようで感激していました。
やま文に寄り4人で夕食を摂りました。
(6)6/9行進
三八教育会館を9時に24人で出発しました。車は宣伝カーと桜田(事務局)、神田(生健会)、高橋(年金者組合)、阿部(全労働)、○○(全医労)の5台でした。五戸町行進は25人で、薬王堂駐車場から狐森まで(地図よりもかなり手前-車を置いたところ)。五戸行進が10分程度早く終了したので倉石温泉で20分程度の休憩をとりました。トイレ休憩や買い物(米山さんの朝食も)もできたので、好評でした。新郷行進は診療所から役場付近の講演まで行い、休憩なしに三戸に移動しました。昼食は前日と同じく田岩食堂(25人)でした。
三戸町役場で、生協労連コープあおもり分会(3人)、医療生協(+2人)、全司法青森OB(4人)、職安(+1人)、立花南部町議が合流しました。通りすがりの小学生が興味深そうに見ていたため「原水爆禁止の行進だけど、一緒に歩きたい?」と聞いたらうなずいたので、記念写真を一緒にとり(小山さんの左)、その後ユニバースまで八戸原水爆禁止の会の旗を掲げて先頭を歩いて貰うことができました。
十和田食肉検査所・三戸支所まで、37人の行進でした。三戸支所で、米山さんに青森県内最後のあいさつをお願いしました。
金田一温泉駅手前(橋を渡ったすぐ)からの行進は、マイクを握り、青森県代表団の行進であることを伝えました。例年のように、平和行進のステッカーが町内会の掲示板に貼ってあるのが良いと感じました。
(7)岩手への引継集会
13時55分から引き継ぎ集会を行いました。青森県側は37人(米山さんを含む)、岩手県側は30人程度でした。米山さんがあいさつした後、横断幕とリレー旗を引き継ぎました。全労働は幟の他にリュック、国土交通労組もリュックを引き継ぎました。二戸市長のメッセージ、岩手県原水協のあいさつがありました。青森県側のあいさつは、内田県原水協代表理事(八戸原水爆禁止の会会長)が行いました。最後に「震災被災者と連帯し、核兵器のない平和で公正な世界のためにともに歩こう」との岩手・青森引き継ぎ集会アピールを拍手で確認しました。青森県代表団は岩手県行進団を見送った後、今年の平和行進を成功裡に終えたことを確認して散会しました。
3.まとめ
①目標の250には届かなかったが、211名で昨年(202名)より増えた。生健会(+7)、全労働(+5)、個 人(+7)の奮闘があった。八戸医療生協・八 医労は66名(-7)で今年も最大の参加だった。
②今年は、桜木町交差点前後の渋滞がひどかった。出発地点とコースの再検討が必要かも。
③6/7市内行進には子どもたち数人も参加した。また、6/9の三戸町行進では、少年が飛び入り参加し、町役場からユニバースまで一緒に歩いた。
④6/7に、五戸町、新郷村、八戸市を訪問して賛助金とペナント記名、署名等に協力してもらった。
今回初めて新郷村議会議長からの賛助金をいただいた。また、署名は五戸町長(議長は昨年)、新 郷村議会議長(村長は昨年)のお二人からいただ いた。
⑤会費の設定が良かったのか交流会の参加者が多かった。新婦人、生健会、医療生協が各5人。⑥行進の参加者数や車の確認が不十分だったため、 6/8と6/9、桜田さんに無理なお願いとなった。
⑦天候に恵まれたこともあり、良い平和行進になったと思う。
署名行動は5月31日までとしていましたが、5/31を一次集約としてさらに継続して集約していきます。6/6に第1次集約集会が日比谷野音で開催されます。署名提出は今国会でとなっていますので、できるだけ早めに提出して下さい。なお、事務局に連絡(留守電可)していただければ受領にうかがい伸すので、ご遠慮なくお申し付け下さい。
5月24日、なくせ!原発・核燃なくせ!原発・核燃三八連絡会は三春屋前で「脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名」を市民によびかけ、1時間の行動で67人の方が署名しました。
行動の準備中、「原発のない社会を実現しましょう」と書かれた横断幕を掲げると何人もの市民が寄ってきて署名していくなど、原発問題への意識の強さと原発ゼロを求める声の広がりを感じました。弁士は、5月5日の北海道泊原発の稼働停止で日本の全ての原発が停止している今、原発ゼロへの道を進めましょうと訴え、署名を呼びかけました。また、青森県の下北半島には原発ともっと危険な核燃料再処理施設があり、核半島と呼ばれています。原発事故は他人事ごとではありません、原発のない社会を実現しましょうと訴えました。
参加者はチラシとともに、「原発ゼロへ、自然エネルギーへの転換を-子どもたちを放射能汚染から守ろう」と記載された全労連女性部のポケットティッシュを配布、たくさんの人に受け取って貰いました。
三八地労連は5月24日に開催された第10回幹事会で、2011年度自治体要望書についての取り組みを打ち切ることを確認しました。2月14日付けの回答書を幹事会と検討し、各組合にも評価と追加の取り組みに関しての意見を求めていました。幹事会での論議の中では、高齢者の肺炎球菌ワクチンの接種助成年齢を引き下げてほしいという要求への回答に納得がいかない点があったのでもう一度やり取りする必要があるという意見や独居高齢者の緊急通報装置について確かめたい(新しい端末のことも含めて)という声が出ていましたが、そのことを具体化する前に時間が経過してしまいましたので、そうした課題は2012年の要望書で取りあげることにして、2011年要望書については終了とすることを確認しました。
メーデー・5月1日は夏日、汗ばむ陽気でした。
長者まつりんぐ広場で開催された第83回目デー三八地区集会には、労働組合や民主団体から180人が参加しました。
中道博章実行委員長は主催者あいさつで東日本大震災と福島原発事故に触れ、一日も早い被災者本位の震災復興と核燃を含めた「原発ゼロの日本」をめざそうと訴えました。また、 「地域主権改革」に関連して、国の出先機関の存続を要望した全国122首長に八戸市長も名前を連ねていることを紹介、消費税増税やTPP参加等も含めた野 田政権のアメリカ言いなり、国民いじめの政治を止めさせようと述べました。
来賓として、日本共産党の松橋三夫三八地区政策委員長があいさつ、集会へ の連帯を表明し、消費税増税反対、TPP参加阻止、暮らし打開の政治を実現し
ようと呼びかけました。
会場ではふくしま復興共同センター支援の募金が行われ、17,021円が集まりました。
雇用問題、原発・核燃についてのリレートークが行われた後、メーデー宣言を採択、その後メーデーパレードを行って市民への宣伝を行いました。
なお、デコレーション審査では、年金者組合三八支部が1位、新婦人八戸支部が2位、高橋製作所労組と八戸生健会、国民救援会八戸支部が3位でした。
三八教育会館では、花吹雪を散らす満開の桜を見ながらのメーデー交流会が行われました。
3月11日、八戸市長者まつりんぐ広場で、「なくせ!原発・核燃三八地区集会」が開催されました。雪が降る寒い日でしたが、およそ220人が参加、集会とパレードを行いました。
集会で松山力実行委員長は、福島第1原発の炉心溶融という過酷事故がもたらした被曝と今なお続く避難について述べました。放射性物質は風と海水で世界中に広がり、農漁業に深刻な被害を与えていること、また、事故は想定外の大津波によるものと説明する東電・政府は、本当は今回の大津波に匹敵する過去の津波の研究・調査報告を受けていながら、政治力でこれを隠匿したこと等を糾弾しました。原子力委員が原子力企業から多額の寄付を受けていることも明かしました。
ふくしま復興共同センター子どもチームとさようなら原発・核燃青森県民集会からの連帯のメッセージが紹介されました。日本共産党田端文明市議会議員からは、八戸市の放射線量の状況やがれき処理の受け入れについての報告がありました。市民へのアピール「原発・核燃に頼らない社会を求めて声を上げましょう」を採択した後中心街をパレードし、「原発なくせ、核燃あぶない、大間原発おおまちがい」とと市民に訴えました。
2月25日、ゆりの木ボウルで第16回ボウリング大会を開催しました。八医労、全医労、年金者組合、県教組、青銀労組からの参加しでした。青森市ではTPP参加反対集会が行われましたが、まもなく春闘本番を迎えるので、延期せずに実施しました。
1位は全医労・小山内さん、2位は県教組・中道さん、3位は年金者組合・新岡さん、参加者が少なかったので、全員が賞品をもらいました。
小1のSさんが始球式 ストライク!かな 4thを狙った中道議長ですが…
三八地労連第52回評議員会が2月9日、三八教育会館で開催されました。評議員13人、委任状出席6人、幹事7人(3人が評議員兼務)、オブザーバー1人が出席しました。議長は年金者組合三八支部の兼田さんがつとめました。
新岡事務局長が議案を説明し、選挙管理委員(氏名)、なくせ!原発・核燃 三八地区集会等の当面の活動日程について補足の提案を行いました。
のべ9人が質疑・討論に参加しました。時間は短かったものの積極的な発言が多くて良かった、と思っています。
三八教育会館理事長をつとめている中道議長(県教組)は、三八教育会館を閉じるに至った経緯を議案書の記述に触れながら説明しました。全労働八戸職安・阿部さんは、国交労新聞を配布し、国の出先機関廃止の動きに対して全国122の首長が「地方を守る会」として存続を求める要請を政府に対して行ったこと、本県では、八戸市の小林市長と佐井村村長が名を連ねていることを紹介しました。地労連が毎年行っている「自治体要望書」も効果があったかも知れないと述べ、取り組みへの協力を訴えました。全法務の相坂さんは、人員削減による過密労働が大変なこと(全県で180人→100人に。年間2000件の処理→3000件へ)、また、遠方への転勤による家庭破壊も起きている職場の深刻な状況を説明しました。国家公務員賃金切り下げの問題については、国民を裏切り続け、内紛も勃発している民主党だから、6月までがんばれば阻止できるかも知れない、仮に給与切り下げ法案成立した場合でも法廷闘争で闘っていく、地域経済を守るために、消費税増税反対の世論を喚起するとともに国家公務員給与反対の世論も盛り上げていきたい、春闘を共にがんばろうと発言しました。
年金者組合・高橋さんは、消費税増税を行わないよう求める個人請願の取り組み(重税反対集会で税務署長に提出)への協力を要請しました。また、3月11日に予定されている「なくせ!原発・核燃
三八地区集会」を成功させたい、年金者組合としても力を入れると力強く発言しました。全医労・小山内さんは、いい一日行動の取り組みを紹介、出勤時から退勤時まで丸一日の行動を行い、組合員を増やした。要求をまとめ、「看護師の過密労働改善」等で団体交渉を予定していると述べました。地労連ボーリング大会を組合員に紹介して…と、うれしい発言もありました。
年金者組合・佐藤さんは、改悪の動きがあるや生活保護も課題として取りあげるべきではないかと指摘、幹事会は受け入れを表明しました。また、60歳以上の雇用・定年延長がどうなっているのかを質問しました。このことについては、青銀労組・山田さんは、「55歳で賃金は55%のダウン、60歳以降は1年行進の嘱託として残ることができるが、月額16万円の嘱託給。月額3万円程度の高年齢者雇用助成はあるが、年金の一部支給が始まれば停止される」、県教組・中道さんは「年金支給までの定年延長が予定されている(給与は30%カット)が、退職者が減ることは若者の働く場を奪うことになる」、東北ビル従組・荒谷さんは「60歳で30~40%の賃金カットとなるが、65歳まではほとんどの人が働くことができる」と報告しました。
議案は、生保についての記述を加える修正を行い〈春闘方針Ⅲの4の(3)〉、他については原案通り採択されました。
2月2日、年金者組合三八支部は長者公民館で新春のつどいを開催、約60人が参加しました。
高橋委員長は、6年間で組合員の倍加をめざす壮大な方針を語り、当面する課題での奮闘を呼びかけました。地労連・新岡事務局長、日本共産党・松田市議が来賓として挨拶、小倉前委員長の音頭で乾杯、その後は、相撲甚句や詩吟、オカリナ・琴の演奏などを楽しみました。
三八地労連2012年旗びらきは、1月13日、三八教育会館で開催され、組合員や来賓、友誼組合など24組織から45人が参加しました。中道議長は2011年の活
動をふり返りながら、新しい年の地労連の奮闘を呼びかけました。県労連有馬事務局長は春闘の前進とともにその最中に開催となる3.11原発核燃さようなら
集会の取り組みをアピール、県農民連事務局次長の宮川さんはTPPによる農業破壊の深刻さと医療制度など暮らしにかかわる影響を訴え、三八地区でも反対運動の組織をと呼びかけました。
年金者組合三八支部・高橋委員長の音頭で乾杯の後は、来賓の紹介と国民救援会からの守大助さんの集会のお知らせや新婦人の新事務局長・山本和子さんの挨拶がありました。うみねこ合唱団のうたごえやビンゴゲームがあり、参加組合の紹介等が最後に行われました。中道議長の団結がんばろうでしめとなりました。
ふくしま復興共同センター放射能対策子どもチームが、細野原発大臣に「ふくしまの子どもたちを放射能被害から守るための署名」 98, 187 筆手渡して要請してきました。
三八地区では、新婦人八戸支部と八戸原水爆禁止の会が中心となって署名を集め、10.30集会前後とその後に届けています。
細野大臣との面会の様子や福島県選出国庫会議員への要請行動なども含めた子どもチームの報告ニュースが、日本原水協のホームページに掲載されていますので、ご覧ください。http://www.antiatom.org/Gpress/wp-content/uploads/2011/12/20111017子どもニュース第5号.pdf
11月24日、三八教育会館で旧社保庁職員の不当解雇問題を考える学習と交流の夕べが、全厚生闘争団二人と青森県労連田中清治副議長を迎え、地域の労組・団体から25人が参加して開催されました。
全厚生闘争団事務局次長の国枝孝之さんは、不当解雇問題について次のように報告し、支援を訴えました。
旧社会保険庁の廃止にともない、525人の整理解雇(分限免職)が強行されました。雇用を守るべき厚労省が行った、理由も必要性もない不当な解雇です。育児休業中の人や病休中の人、身に覚えのない業務目的外の閲覧を理由に懲戒処分を受け整理解雇された人もいます。解雇された全厚生組合員39人は、人事院に対する審査請求を行い、解雇を撤回させるために、全厚生闘争団として団結して活動しています。年金業務を受けついだ日本年金機構の職場は、6割が非正規職員で経験と知識が蓄積されずサービスの低下が深刻です。帰るべき職場を変えることも必要です。単なる解雇撤回としてでなく、公務サービスを守り、働くものの権利を守る運動を進めたいのです、と語りました。
全厚生秋田支部の保坂一寿さんは、当局が行ったあいまいな「業務目的外の閲覧」調査によって整理解雇された経緯を語り、理不尽なやり方への憤りを述べました。
交流会では、激励の発言が相次ぎました。「直接話を聞いて問題の本質が分かった」、「今の状況はとても悔しい」との社保庁退職者の発言や職場で差別と闘った金融労働者の激励もありました。最後にみんなで「がんばろう」と「上を向いて歩こう」を歌って散会となりました。
11月14日、八医労(八戸医療生協労組)は冬季一時金をめぐる団体交渉を行いました。組合側からは31人が参加(県医労、三八地労連含む)、昨年は1.5月だった一時金が1.0月の提示だったので職場の不満の声が大きい。その後+0.2月としたことは評価するが何としても1.5月の支給を求めたいと述べ、生活の問題や震災で車を失って大変なこと、仕事の負担が増しているのに一時金が減るのは納得できないなどと発言、いっそうの改善を求めました。
理事者側は、困難な中でも定期昇給を確保してきたこと、赤字の年を除けば毎年、3月の期末手当を支給してきた実績を信頼してほしいと述べました。そして、下半期の見通しへの不安や公認会計士の剰余の蓄積を求める判断があること、診療報酬引き下げの動きがあること等を示しつつも、相次ぐ職員の発言にこたえる姿勢を示し、竹本理事長は昨年を下回らないような一時金を確保したいと発言しました。(理事長が所要で退席したため)最終的に荒岡専務が「皆さんの声は12月3日に行われる次期理事会に報告し、論議する。12月5日に再回答したい」と述べて団体交渉を終えました。
団体交渉が行われたのは5年ぶりだそうです。組合員の発言は、仕事への情熱を踏まえつつ、穏やかな表現ながら、要求をきちんと理事者側に伝えるものでした。終了後のまとめの集会では、県医労・工藤書記長が立派な団体交渉ができたことを評価しました。組合執行部は、12月5日の回答(予定)をすぐに職場に伝えて、回答への対応を判断することにしています。
11月11日、全医労(全日本国立医療労働組合)は全国統一行動を行いました。職場の問題を調べ、語り合い、仲間を増やし、団結を深めるための行動に取り組みます。
昨年は11月12日に行いました。語呂合わせで「いい一日」行動名のだそうです。今年は12日が土曜日なので11日の実施となりました。
行動の中で「福島の子どもたちを放射能被害から守るための署名」取り組んでもらいたいと思って組合事務所に持参したら、事務所は「愚痴り屋」の設定、入り口には各種署名が置かれ、中では芋煮の準備をしていました。
一旦カメラをとりに戻り、組合員が集まるお昼時に再度訪問して、みなさんの写真を撮ることができました。また、とてもおいしい山形の芋煮(芋は地元の、牛はオーストラリア産ですがレシピと芋煮用の醤油を送っていただいたのだそうです-おそらく全医労の仲間)とおにぎりまでいただくことができました。
昼休みの時間がまちまちなので私がいた時は10人超の方がおしゃべりをしながら芋煮を楽しみ、愚痴を書き込むための葉っぱを受け取って帰って行きました。芋煮は30人分用意したそうですが、もっと集まったかも知れません(交代勤務の職場なので全員が集まるのは難しいようですが)。
この日は、私にとってもいい一日でした。
10月30日の「なくせ原発!10・30福島大集会」は47都道府県から1万人を超える参加者で大成功となりました。青森県からの参加はバス3台120人。リンゴのゼッケン(写真手前中央付近に割合大きく写っています)と登山囃子、「なくせ!原発、原発いらない!」、「なくせ!核燃、核燃いらない」、「大間原発おおまちがい」のアピールで、他都道府県からの参加者にアピールできたと思います。
三八からは自家用車参加を含む43人(地労連12人)が参加しました。バスでは、往路は団体ごとの自己紹介や参加にあたっての思いの交流、放射能についての学習が行われました。復路は、集会の感想等を述べてもらうことで長旅を有意義に過ごすことができたと思います。それにしても、バスの巡航速度が速く、休憩もとれたので長時間の割にはあまり疲れませんでした。
集会での子どもたちのパフォーマンスは感動的でした。浪江町長のあいさつは町民を守る決意にあふれていて立派で、心を打たれました。日本共産党・志位和夫委員長のあいさつも放射能被害にあっている福島県民と集会参加者の気持ちに寄り添っていて、そうだ!と同感できました。なお、集会の動画はhttp://www.ustream.tv/channel/jcjcastにあり、一覧から探せばフルバージョン(12時からのパレードまで)の動画を見ることができます(画像はあまり良くない)。
アンダンテ~稲の旋律~上映会が12月7日と8日の両日、公会堂文化ホール(公民館)で行われます。
旭爪あかねさん原作の映画『アンダンテ ~稲の旋律~』は、 千華(ちか)が、めぐり逢った人々とのつながりの中で、失われた心を取り戻していく「人間再生」の物語です。現代日本が抱える「ひきもこり」問題や、危機迫る食料自給率問題を鋭く描く大作です。上映開始は両日とも、15時と18時30分。
観る会は良い映画を見る会がよびかけ、八戸医療生協、コープあおもり、新婦人八戸支部、年金者組合、県教組、高教組、地労連、若竹の会、退教協などが実行委員会に参加しています。
チケットは、大人1000円。金券として扱い、残券は精算時に回収となります。
地労連には、50枚の普及が要請されました(年金者組合、県教組、高教組を除いた数)。残券回収の手立てについて検討した上で、後日、各組合にチラシとチケットを送ります。
映画『アンダンテ ~稲の旋律~』の公式HPはこちら。
9月23日青森市アウガホールで開催され、230人が参加しました。地労連は車1台を派遣、4人が参加しました。八戸からは他に新婦人や県教組、高教組など6人が参加していました。
「福島原発事故とこれからの日本」と題して行われた福島大学・清水修二氏は、住民の離散、こどもの転出、役所機能の移転の問題等の現実を述べ、放射性ストレス社会症候群と氏が名付けた様々な軋轢を語りました。「若者は戻るのか」、「生活再建はできるのか」-リアルで、深刻な問題です。
電源立地促進財政制度の問題について、「利益誘導システム」は理論的にも、現実問題としても破綻が明確になったと述べました。復興に向けた諸課題として、被災地再生のために、新たな都市・農村間共生、「脱原発」へ向けた地域政策をと提起しました-石炭から石油への「転嫁」や高度経済成長終焉の重化学工業の不況の際など、国の地域対策(特定不況地域対策)の少なからざる経験があると結びました。きたがわてつさんのコンサートは、懐かしい曲の数々と共に、つくりかけという憲法25条のうたも聞くことができました。被災地での経験を語りながらも、とても元気なうたごえでした。
<目的>いま福島県民は、①徹底した計測と除染により、放射能汚染から子ども・県民を守ること、②原発事故で発生したあらゆる被害・損害を賠償すること、③福島原発はすべて廃炉とし、原発から撤退することをつよく求めています。県内外に避難している方々が一日も早く自宅に戻ることを含めすべての県民が「安心して住み続けられる福島をつくる」ことをつよくねがっています。これらの要求を実現するためには、国と東京電力に全面的に責任を果たさせなければなりません。 また、全国各地で、原発なくす運動が広がっています。この実現のためにも全国的に世論を広げ、政府に決断をせまるとりくみが必要です。今集会は、こうした福島県民と全国のねがい、運動をもちより、交流し、要求実現にむけて今
後の展望をきりひらくために開催します。
<企画名称>なくせ原発!安心して住み続けられる福島を!10・30大集会ふくしま
サブ「放射能被害から子どもたちを守ろう!国と東京電力は原発事故の全面賠償を!」
<主催>同集会実行委員会。*発起人は早川篤雄さん(住職)。よびかけ人と賛同する団体、個人で構成します。
<日にち>10月30日(日)
<会場>福島市・四季の里
<企画内容(案)>
午前11:00~ ふくしま交流会
昼 12:00~ ふくしま元気ステージ(福島の良さをアピール)
午後1:00~ ふくしま大集会
午後2:30~ パレードのかわりになるもの(自動車パレード、人文字など)
<参加費> 無料。どなたでも参加できます。
<規模>全県、全国からの参加者で5000人。
9月12、13の両日青森市で開催された第25回日本高齢者大会には、全国からのべ四八〇〇人が参加、三八からは、医療生協や
年金者組合、新婦人、若竹の会、生健会などから61名(のべ122名)が参加しました。
高齢者大会は、毎年、年金や社会保障など、高齢期の課題を討議・運動化していくために開催されてきたものです。今回は東日
本大震災と福島原発事故のために開催が危ぶまれましたが、こういう時こそ開催をという思いが盛り上がり、取り組みの遅れを克
服して開催に至ったわけです。
大会では、放射能汚染の問題と原発をなくす課題について、真剣な討議がなされました。「社会保障と税の一体改革」による消費税
増税と給付削減の動きを許すなという声が圧倒的でした。ネブタ囃子が響き渡った全体会の演出は参加者を励ましたのではないで
しょうか。声を上げ、要求を貫いて闘う元気な高齢者の集いとなりました。
学習講座 全体会フィナーレ
うたごえ広場 津軽三味線と民謡酒場
三八地労連は、9月1日、三八教育会館で「原発事故と放射能」をテーマとした学習会を開催しました。被爆者診療の経験が豊富な竹本照彦医師(八戸生協診療所所長)を講師に迎えたこの講演会には、主催者の予想を超え、三八地労連加盟の組合員や医療生協職員など65人が参加し、原発と放射能に関する関心の高さを物語っていました。
竹本医師は、日本では医療による被曝が諸外国に比べて多いと医療人としての反省を述べながら、放射線の種類と性質を防護の観点から説明しました。外部からのα線やβ戦はかんたんに防ぐ事ができるが、体内に取り込んだ場合の被曝(内部被曝)が、たいへん危険なことを説明しました。甲状腺に吸収される放射性ヨウ素の危険性とヨウ素剤のお話、全身に吸収されるセシウム131の生物学的半減期は70日で、尿中の量を測定することで内部被曝のレベルが分かるので原発周辺の住民一人ひとりについて調査すべきだ、放射線が人体に及ぼす具体的な作用-遺伝子レベルの-等のお話は、被曝医療に携わる講師の知識・経
験に基づく分かりやすいものでした。
緊急被曝時の法律に関連して、被曝した方の生命(を守ること)を第一に掲げたている-外国は、「生命」でなく「機密保持が第一」(核兵器関連のことなので)-という衝撃的な説明もありました。東通原発や核燃料サイクル施設がある本県の放射能事故対応医療施設についても説明がありました。
参加者から、「目に見えない放射線を可視化するために、測定装置を必要な地域に必要な数設置すべきでないか」、「放射性物質が海に大量に放出された。サンマ等をよく食べているが大丈夫か。米はどうか」、「セシウムは体内濃縮のおそれはないか」等の質問や意見が出され、竹本医師から、測定装置の設置の必要性はその通りだ、回遊魚の汚染については海流の関係から来年以降が心配になる、体内濃縮は心配だ、などていねいな説明がありました。とても学ぶことが多い学習会でした。
三八教育会館第1会議室で開催し、代議員、委任状、役員・傍聴、松田市議ー来賓の計24人が出席しました。大会議長には年金者組合・佐藤正博代議員が選出されました。松田勝市議が来賓としてあいさつし、東日本大震災の復興策として、住宅を失った人の市民への生活支援が必要なこと、今の融資による事業支援では借金がかさむ
前のリース代がそっくり残ってしまうことなどから、これまでの対応を超えた大きな支援が必要だと訴えました。また、八戸市が策定中の復興計画案には、地元企業再生の視点が弱いとの指摘もありました。
中道議長のあいさつ 松田市議が来賓あいさつ
新岡事務局長が、2010年の活動のまとめと2011年度運動方針等の議案を提案しました。その中で、労働相談には、ひだまりユニオンへと協力して取り組み、団体交渉や労働審判等で解決してきたこと、長内裁判の勝利、自治体要望書で高齢者団体の公民館使用料免除や3ワクチン無料接種が実現したこと、2011年平和行進時の自治体関係署名の広がり、三八地区だけに残る私立高校入学金「先取り」問題の経緯-運動のすすめ方を検討中、三八地労連Webの開設などが報告されました。運動方針として、従来の課題に加えて、「地域主権改革」や国公労働者の賃金カットに反対していくこと、再処理工場の閉鎖・核燃サイクル施設の中止を求め、原発廃止・核燃中止を求める地域運動を追求すること等が強調されました。また、2010年度決算と2011年度予算案、「代議員が1名の場合、大会議長への委任を認める」大会運営規則の改定が提案されました。
討論では、10人の代議員が発言しました。年金者組合・高橋代議員は、自治体要望書への回答をもとに長者公民館と折衝して年金者組合支部定期大会の使用料が免除になった、方針にあるように、6年後の倍加をめざす年金者組合の組合員拡大に協力をと発言しました。郵産労・松川代議員は、郵便事業会社がペリカン便の問題で1000億を超える赤字を出した。労働者には転嫁しないと言ってたが、年間1.35月の削減が押しつけられようとしている。郵便事業は非正規が多く、日本一のワーキングプア会社だ、ひだまりユニオンと協力して解雇問題にも取り組んでいると発言しました。全運輸八戸海運分会・菊池代議員は、国公労働者の賃金カット問題について発言し、自らも被災しながらも身を粉にしてがんばっているのに「何ともやりきれない」思いがする、と現場の思いを述べ、団体署名を参加者に要請しました。また、財界主導の復興策や(震災に乗じた)庶民増税を許してはならないと発言しました。全労働八戸職安・阿部代議員は、配布した資料を説明し、「地域主権改革」は聞こえはいいが実際には地域住民への国の責任放棄だ、全国一律の公務サービスを堅持するために、「地域手練改革反対」の取り組みをすすめようと発言しました。橋本代議員も、職場の状況を語り、ハローワークでは震災に伴う様々な業務が今も続いている、人員の削減は容認できないと述べました。県教組・寺下代議員は、指導要領の改訂により学習内容・時間が増え歯止めのない多忙化が進行している学校職場と職員の状況を「三八教育新聞」(県教組三八支部発行)を配布して説明しました。また、教員免許更新制を一刻も早くなくしたい、核兵器廃絶の取り組みを強めるために今年の原水爆禁止2011年世界大会・長崎に参加することを報告しました。高教組・大黒谷代議員は、震災で水産高校が大きな被害(ドックと実習船)を受けたこと、漁業者が多い生徒の親も被害を受けており、生徒の心のケアも必要になっていることを報告しました。教員が管理職に職員室で(みんなの前で)強く叱責されるなどパワハラの問題が起きていて、組合で取り組んで少しずつ解決してきている、新採用職員への働きかけを強め組織拡大に努力している、原水爆禁止世界大会に代表を送りたい(が参加者が見つかっていない)とのことでした。東北ビル従組・荒谷さん(会計監査)は、組合員が減り、社内組合はまったく動かないので職場の風通しが悪い、(業務請負先の)三菱製紙の職場では津波で車が被害にあったのに会社に何も言えない状況があると発言、職場の改善につながる組織拡大の大切さを感じさせました。八医労・菊池代議員(事務局次長)は、来年4月に医療保険制度と介護保険制度の改定が予定されていて、患者・利用者のいっそうの負担増となる恐れがあることをアピールしました。また、民医連から派遣されて大船渡で医療支援チームとして、相談活動やマッサージ、避難所では無料で治療や薬の処方等も行ったことを発言しました(三八地労連Webに掲載)。全医労・森越代議員(幹事)は、組織率5割の確保を重要課題としてがんばっている、給食の二分の一が民間委託化され職員と外部業者が混在している-問題があり団体交渉中、一方的な「評価」の問題にも継続して取り組んでいることを報告しました。
予算、決算、大会運営規則改定については発言がなく、議案は一括して拍手で承認されました。
続いて役員選挙が行われ、立候補者全員が新任されました。
退任する高教組出身の西坂明代議員(幹事)があいさつし、1年間だけだったが学んだことが多い、今度は高教組活動でがんばると述べました。新役員を代表して中道議長が、みんなが力を合わせて地労連運動を進めていこうと訴えました。最後に中道議長の音頭で「団結がんばろう」を三唱し、大会を終了しました。
なお、大会で選出された役員は次の9氏です。
議長・中道博章(県教組)、副議長・山田優一(青銀労組)、事務局長・新岡武信(年金者)、事務局次長・菊池一文(八医労) 幹事・南勝土司(郵産労)、森越美智子(全医労)、高瀬次郎(高教組)
会計監査・畠山和正(年金者組合)、荒谷政昭(東北ビル従組)
7月3日、八戸市立江陽中学校で開催され537人が参加しました。数字は受付を通過した方の数で、実数はもう少し多いと思ってます。それにしてもたくさんの人が集まるイベントですね。ここ数年、500人を割ったことはないそうです。女性の力のすごさを感じます。
私たち地労連・年金者組合8人は、生健会5人と一緒に駐車場・街頭案内の業務を務めました。江陽中学校側の駐車場はほぼ満杯、広い工業高側は大型バスやマイクロバス、他地区の駐車場の設定で半分以上の空きがありましたが、借りて良かったと思います。
核燃・原発分科会は70人もの参加者だったそうです-関心の高さを示しています。雇用分科会には全労働八戸職安分会から助言者として出席していただきました。
旭爪さんの講演はICレコーダーで録音し、MP3ファイルとして保存しています。出迎えをして顔を覚えていただいたので、これ幸いと写真を撮らせていただきました。
5月8日~12日の日程で大船渡市に震災支援に行ってまいりました。行政から割り振られた地区の被災者の医療支援に入りました。
現地の概要としてはだんだんと落ち着きを取り戻してきている印象でしたが、自殺者が出たり、今が一番精神的に不安定になる時期ということを申し送られ、目に見えないところの精神的なケアの必要性を感じました。民医連チームは精神医療は担当せず、「こころのケアチーム」という団体が担っていました。
支援物資(食料品や医薬品)は足りている印象でしたが、現地のスタッフの不足があり(たとえば薬剤師が不足していて薬の調剤が出来ない等)必要な方にうまく分配できているのか疑問に感じる部分もありました。とにかく、現在行政はフル稼働し、努力をしていると思いますが、避難者や仮設住宅の問題、医療・介護問題、保健・衛生問題(大船渡ではないが集団でノロウイルス発生の報告を受けた)など、課題が山積みで、うまく機能できないという印象を受けました。実質、要介護認定待機者が2000名、基幹病院である大船渡病院が受け入れ許容の150%で稼動している現実など、多くの改善点が浮き彫りになっています。
私は民医連チームの「リハビリ・介護」チームに配属され、被災者の方とのコミュニケーションや身体機能の評価(介護保険等につなげるため)、などで関わりました。多くの方は気丈に振舞っておられましたが、その胸中ははかりしえない悲しみと苦しみがあるのではないかと感じました。しかし、一時的でも援助に入ったわれわれを、逆に力づけてくれたり、感謝をしてくれたり、人間の強さと温かさを感じました。
4泊5日という大変短い間でしたが、自分の中で忘れられない経験をさせていただいたと感じています。支援してくださいました皆様に感謝申し上げます。
※地労連ニュースに掲載する予定で依頼したものですが、次号だと遅すぎるので、こちらに掲載しました。
第82回メーデー三八地区集会は、東日本大震災の被災者・被災地支援をスローガンに掲げて、長者まつりんぐひろばで開催されました。あいにくの雨でしたが22団体・労組から180人を超える参加者がありました。中道博章実行委員長は主催者あいさつで、被災者支援の募金をよびかけ、震災からの復興と核燃・原発、TPP参加反対、消費税増税反対などの課題に取り組もうと訴えました。リレートークでは、雇用、消費税、核燃・原発、TPP、三八地区だけに残る私立高校入学金先取り問題についての発言がなされました。雨天のため、メーデー行進のコースは予定の4割ほどの距離となりましたが、力一杯のシュプレヒコールで「貧困と格差の解消や雇用、消費税増税反対、核燃・原発推進反対」を市民にアピールしました。実行委員会は、集会で集まった2万円余の募金と予算からの拠出(3万円)をあわせて八戸市に贈ることにしています。
1月19日、県教育会館で日本高齢者大会in青森を成功させるつどいが開かれました。参加者は115人、八戸からは13人で上十三の5人と一緒のマイクロバスでした。
前年度の水戸大会で事務局長をつとめた田中さんの報告が、とても具体的で、活動への示唆に富む内容でした。14の地域とひとつの職場実行委員会をつくって取り組んだ、(常磐線沿線の)医療生協の組織があるところは医療生協が中心となったが、ないところでは新婦人や年金者組合が中心となった、大会に取り組んだ成果が色々な形でいま生まれていると語って下さいました。
中央実行委員会の山田さんのお話では、相当程度まで県実行委員会や地域レベルの独自性が尊重されている運動のようです。
つどいでは、1日2500円の参加費について、地域や県実行委員会からの(補助等の)対策の必要性が訴えられ、実行委員会で検討していくことになりました。
1月20日、三八地労連は奥村県労連議長を講師に迎えて公契約運動学習会を行い、8組合12名が参加しました。
「公契約の適正化で安全・安心の地域社会に」をスローガンに掲げたこの運動は全労連が提起しているもので、2009年末から取り組まれています。
公契約とは、「公の機関を一方の契約当事者として締結する契約」で、公共工事や委託業務、物品購入等がなどが該当します。公契約適正化運動は、公契約労働者の適正な賃金・労働条件と雇用の安定、継続を、公共サービス・建造物の質の向上で市民に安全・安心を、地元発注、地域の賃金相場の向上で地域経済の発展を、受託業者の健全経営、ピンハネ業者排除で税金無駄遣いをなくすこと等をめざすものです。
奥村議長は、入札のたびに賃金が下がり雇用も不安になる状況、丸投げの業務委託で死亡事故を招いた埼玉県ふじみ野市の市営プール事故の例など不幸のサイクルが繰り返されている現状を、公契約の適正化で地域の賃金・労働条件の引き上げ、地域経済の活性化につながる希望のサイクルに変えることができると力説しました。公契約条例を制定した野田市の例や適正賃金を設定している函館市、指針を作成し入札・契約を改善している国分寺市の例など、全国で適正化の動きが始まっていることを紹介しました。
また本県では、県労連として40市町村へのアンケートで公契約の実態を調査しており、それをもとに2月下旬に公契約キャラバンを計画していることを説明、地域の労働者の状態を改善する公契約運動を推進しようと呼びかけました。
1月29日、三八地労連はゆりの木ボウルでボウリング大会を行いました。八医労(八戸医療生協労組)のみなさんが家族で参加、家族交流の行事となりました。2ゲームを行った結果(ハンディ戦)、1位は佐々木美音緒さん(八医労)、2位は新岡武信さん(年金者組合)、3位は中道博章さん(県教組)でした。また、小学生の部トップの■■君、中・高生の部トップの■■君も賞品をもらいました。
写真はストライクで思わずガッツポーズのSさん(八医労)。
資料:デーリー東北紙時評「賃金アップ決断を望む」
2月8日、三八教育会館で開催され、評議員15名(内委任状1)、評議員を兼務していない役員が2名、傍聴者1名が参加しました。
議長には、高教組の大黒谷評議員が就任、中道議長が突然の校務で参加できなくなった(委任状出席)ため山田副議長が挨拶、東奥学園・長内先生の勝利と青銀労組の春闘の取り組みについて述べました。
新岡事務局長は活動報告として、11月に提出した自治体要望書の回答書が届いたので幹事会で検討すること、ひだまりユニオンと協力して労働相談を行っていること、私立高校の入学金先取り問題、三八地労連Webの公開等を述べました。春闘方針では、国・自治体のあり方を根本から変えようとしている「地域主権改革」のこと、青森県の労働者の状況(少ない正社員比率、深刻な格差、著しく異なる既婚率等)、「時間額100円、月額1万円以上」のベ・ア要求、雇用の安定と社会保障拡充による「福祉国家」をめざして制度要求の実現を追求すること等を提起しました。
質疑・討論では、最初に全運輸東北航空支部八戸分会の評議員が施設の無人化により3月で分会の旗を閉じることを報告、各組合と地労連への謝辞を述べ、ポールを地労連に寄贈しました。全運輸八戸海運分会の評議員は「地域主権改革」による出先機関の統合・廃止に対して、国公として行動していくので協力をと訴えがありました。また、「人勧によらない給与削減を許してはいけない」と広く訴えていくことを発言しました。全運輸八戸陸運分会の評議員は、組合員が少なくて行動になかなか参加できないが頑張りたいと表明しました。
高教組の評議員は、議長を務めている大黒谷さんのように最近は若い世代ががんばっている、集会の雰囲気が明るくなって良いと発言しました。ゆきとどいた教育の会として取り組んでいる私学の入学金問題についても説明、三八地区だけに残っている不名誉な状態を改めようと呼びかけました。年金者組合の評議員(二人が発言)は、重税反対全国統一行動で税務署に提出する署名の要請と秋に青森市で開催される日本高齢者大会のこと等が発言されました。さらに、「年金者組合は組合員が全国で10万人を超え全労連では3番目の組織に成長したが、もっと組合員を増やし多数の力で要求を実現していきたい。地労連の活動として、(全県・全国の課題も大切だが)もっと地域・三八にこだわった活動展開とすべきではないか」という発言も行われました。東北ビル従組の評議員は、組合員が解雇に追い込まれたこと、同時に解雇されたパート・アルバイトの人たち(50人)はほとんどがダブルワーク、トリプルワークでたいへんな状況にあることを述べ、公契約適正化運動への期待を発言しました。八医労の評議員は、春闘要求を紹介、要求の実現とパート職員を組合に迎え入れる活動に取り組むことを発言しました。
議案としては他に、2011年度暫定予算、役員選挙の定数、選挙管理委員選出が提案され、すべてが拍手で承認されました。
東北関東大震災のため、3/21に予定されていたTPP反対県民集会は延期になりました。3/22の公契約キャラバン(八戸、田子)も延期です。3/19~20日の組織拡大・強化交流集会は中止、3/19の県労連幹事会は予定通りの実施です。
地労連関係では、3/15のメーデー実行委員会、3/23の幹事会は予定通りの実施ですが、3/17の春闘街宣は中止の予定です。
宮城一般の組合員9人が犠牲に-安否不明が23人
東北ビル従組に届いた全労連・全国一般の東日本大震災ニュースによると、宮城一般の組合員9人(生協8人、個人加盟1人)が今回の地震・津波でなくなりました。ご冥福をお祈りします。
また、3/30現在で23人(生協16人、元三陸ハーネス争議団7人)の方が安否不明とのことでした。
思いがけない数に一瞬我を失いました。
一方で、各地本からの支援物資が届けられている様子も綴られていました。仲間としての絆の強さを感じます。
ふくしま一般からの報告も掲載されていますが、深刻な震災・津波被災に加えて、「原発事故は人間らしく人生の最期も迎えることさえも奪っている」怒りが報告されていました。
4/8 宮城一般組合員10人が犠牲、安否不明者は14人
全労連・全国一般の東日本大震災ニュースからの情報です。安否不明者は減りましたが、亡くなった方が一人ふえました。ご冥福をお祈りします。
4/8 震災による休業について100%補償 ~いわて生協~(全労連メールニュース№117から)
いわて生協では、今回の大震災による休業について、100%補償することで労使協定が結ばれました。また、4時間パートにも雇用保険をかけていたため、
雇用調整助成金で補償することが可能となりました。労組は協定締結の条件として、雇用保険に入っていない、バイトと登録ヘルパーも同様に補償することを要求し、実現しています。休業手当支給該当日については、賞与算定日数に含むということで締結します。
今回の震災では、特に沿岸事業所の労組員のところで大きな被害がありました。労組は沿岸部の事業所を中心に9日から、生活再建に向けた生活相談をスタートします。
青森県三八地域で民主教育の擁護・発展のために活動している「ゆきとどいた教育を考える三八の会」は5月15日、八戸市の三八教育会館で第16回総会を開催、5団体と個人会員をあわせて15人が参加しました。
会は、教育相談や全国学力テスト、高校入試、高校統廃合などの問題に取り組んできましたが、昨年度からは、青森県では三八地区だけに残っている私立高校の入学金先取り解消に取り組んでいます。入学しないかも知れないが「保険」(進学先を確保する)として徴収される入学金は、入学しない場合も返却されません。入学金の額は6万円から7万円、1校あたりでおそらく数千万円にもなります。会では、青森県では三八地区だけに残っているこの徴収の仕方は不合理なので、改善を求めてさらに運動を進めていくことにしています。討論の中では、問題の背景にある私学のさまざまな問題を把握し、私学助成拡充等の取り組みも強めていこうという意見が出されました。津波の被害で多くの船を失った水産高校のことが語られ、津波被災からの復興のためにこの日も朝から働いてきたという参加者の話しも聞くことが出来ました。
三八地労連(三八地方労働組合総連合)は1月14日、三八教育会館で2011年旗びらきを開催しました。
中道博章地労連議長は挨拶の中で、春闘諸課題の推進と統一地方選に向けて、共同の力を発揮していこうと述べました。来賓の畑中哲雄八戸市議は、「大企業の内部留保をはき出させ、今年こそ賃上げを」とよびかけるとともに、統一地方選での奮闘を誓いました。奥村榮県労連議長のメッセージも紹介されました。
参加した各組合からは、直面している課題・闘いを紹介しながら決意の表明がなされました。全医労八戸支部は、「非特定」への企てもあり、何としても過半数を組織して2月を迎えたいと発言しました。八戸医療生協労組からも、要求実現のためにも組合員拡大に取り組む決意が述べられました。公契約運動の推進や国公法弾圧事件裁判のこと、国の出先機関廃止反対の取り組み等も語られました。
昨年仙台から転勤してきた国公関係職場の二人が、今年は地域労連の活動に参加していきますと発言し、拍手を受けました。楽しみが多く、組合員が増え続けている年金者組合の発言にも共感が寄せられました。
ビンゴゲームを楽しみ、懇談・交流を深め、最後は議長の団結がんばろうで閉会となりました。
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